2018年1月5日
12月に営業開始の電気自動車シェア、3週間で5,000件の利用
昨年12月12日に営業を開始した電気自動車シェアリングのブルーSGは3日、3,300人余りが登録し、最初の3週間の利用件数は5,000件に上ったと発表した。ブルーSGは、パリにおいて4,000台の電気自動車でシェアリングサービスを提供している仏ボロレ・グループの子会社。
シンガポールでは80台の車両で営業しており、充電場所は32カ所ある。現在10カ所で充電機器の設置を進めている。2020年までには営業台数を1,000台にし、充電場所を500カ所、充電機器を2,000台まで増やし、パリに次ぐ規模にする方針だ。
充電機器の80%は公営住宅団地など住宅地に整備する。政府は機器設置を支援しており、全体の20%は一般ドライバーが通常の電気自動車の充電に利用できる。
事故を起こした車両がけん引される画像がソーシャルメディアに掲載され、また故障も発生しているが、ブルーSGの広報担当者は「5,000件もの利用があれば、自家用車同様、事故も数件は予想される」とコメントした。
ボロレは米インディアナポリス、英ロンドンでもシェアリングサービスを提供している。