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経済

2018年4月3日

シンガポール電子機器のベンチャー、業績アップで首脳報酬も2倍に

電子機器受託製造のベンチャー・コーポレーションは2017年度年次報告で、ウォン・ニットリョン最高経営責任者(CEO)の報酬は前年度の2倍強の1,200万Sドル(約9億7,133万円)だったと明らかにした。

 

シンガポールでは銀行首脳が高額報酬だが、最大手DBSグループ・ホールディングスのピユシュ・グプタCEOが1,030万Sドル(約8億3,372万円)、大華銀行(UOB)のウィー・イーチョンCEOが940万Sドル(約7億6,087万円)。

 

ベンチャーの株主も好業績の恩恵を受けた。投資リターンは実施予定の配当を含め110%という高さだった。

 

ウォン氏は年次報告で「生産業務を受託業者に委託する多くのメーカーがベンチャーを提携相手に選んだ。今後も能力を高め、受託製造業者としての魅力を強化する」と述べた。昨年度決算の純利益は前年度比106%増の3億7,280万Sドル(約301億7,600万円)。ウォン氏は株式購入選択権の行使と市場での購入でベンチャー発行済み株式の7.08%を保有している。

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