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日系企業・社会

2018年6月25日

栗原工業とセムコープ・シンガポール、HDB団地でのソーラーパネル設置受注

栗原工業とセムコープ・ソーラー・シンガポールなどで構成する企業連合が、HDB公営住宅団地や政府機関ビルの屋上におけるソーラーパネル設置工事を落札した。ウエスト・コーストとチョア・チュー・カンのタウン・カウンシルが運営する団地に設置する。第3四半期に着工の予定。

 

HDBのソーラーパネル入札はこれが3回目で、栗原工業の連合体はHDB住宅848ブロックと、学校を含む27の政府機関建造物にソーラーパネルを据え付ける。

 

第1、2回入札を含めたすべての設置が完了すると、HDB団地におけるパネル設置は2,400ブロックになる。政府は2020年末までに5,500ブロックでの設置を目標にしている。

 

それによる発電能力は220メガワットで、4室のHDB住宅5万5,000戸の電力需要を賄える量だ。年間約13万トンの二酸化炭素排出を削減できるという。

 

今回の入札はこれまでで最大で、9チームが応募した。次の入札は来年末に実施の予定。第1回入札はサンシープが落札し、800ブロックの団地にパネルを設置中だ。第2回入札はミリオン・ライティングが落札した。

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