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日系企業・社会

2018年7月18日

長門社長「シンガポールを物流の拠点に」

日本郵政、Toll Cityがオープン

日本郵政の子会社で豪州総合物流最大手Toll Groupeは7月18日、「Toll City」(60 Pioneer Road)のオープニングセレモニーを開催した。この中で長門正貢社長は「ビジネスをする上で、シンガポールは最良の国。アジアの拠点として、より高い生産性を獲得していきたい」と挨拶した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Toll City」は、国内トップクラスの規模を誇る物流施設で、地上7階建て総面積は10万㎡。5階をヘルスケア専用の階層として活用し、日系では唯一医薬品も取り扱える施設となっている。日本郵政は、国際物流を事業の柱の1つとして成長させていく考えで、Tollをそのプラットフォームとする戦略だ。「Toll City」には2億2,800万SGD(約188億円)を投入した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Toll Groupeは、2015年5月に日本郵政が6,200億円を投じて買収して以降、日系物流企業として世界50ヶ国、1,200拠点から各種物流サービスを提供しており、アジアパシフィックにおける総倉庫面積は日系最大。多くのグローバルカスタマーやシンガポール政府・軍・病院を顧客に持っている。

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