2018年8月3日
シンガポール、ブランド価値1位はDBS、銀行が上位独占
ブランド戦略、評価のコンサルティング会社、英ブランド・ファイナンスがまとめた「最も価値あるブランド」ランキングで、DBS銀行が6年連続で1位の座を維持した。ブランド価値は前年比20%増の約65億米ドル(約7,252億円)で、上位100ブランドの前年比価値増加率の平均(9%)を大幅に上回った。
DBS銀行は東南アジア諸国連合(ASEAN)の銀行ランキングでも1位で、世界では40位だった。
ブランド・ファイナンスのアジア太平洋地域社長サミル・ディグジット氏は、DBSが世界的にも競争力のある銀行であることを示しているとコメントした。
シンガポールのブランド価値2位はOCBC銀行で、11%増の40億米ドル(約4,462億円)、3位は大華銀行(UOB)で3%増の37億米ドル(約4,128億円)。
以下は、シンガポール・テレコム(シングテル)、パーム油大手のウィルマー・インターナショナル、保険のグレート・イースタン、シンガポール航空(SIA)、統合型カジノリゾートのゲンティン・シンガポール、通信スターハブ、石油元売りのSPC。
DBSは住宅ローンのシェアが31%の最大手。持ち株会社のDBSグループ・ホールディングスが2日発表した第2四半期決算の純利益は13億3,000万Sドル(1,102億円)。株価も、1Sドル以下の銘柄が多いなか、26.5Sドル(2日の終値)と高い。