2018年9月13日
トヨタ、五輪金スクーリング選手らと社会課題を解決
シンガポールなどアジア8カ国で「Start Your Impossible」の活動を開始
トヨタ自動車は9月13日、グローバル企業チャレンジ「Start Your Impossible」におけるアジアでの具体的な活動を開始した。シンガポールで開催したイベントで、Toyota Motor Asia Pacific の松田 進社長(トヨタ本社常務役員)が、アジア販売統括会社ボルネオモータースの関係者、シンガポール初のオリンピック金メダリストであるジョセフ・スクーリング選手(競泳)らとともに、活動内容を発表し、スタートを宣言した。
「Start Your Impossible」は、トヨタが自動車メーカーから、移動に関わるあらゆるサービスを提供する「モビリティカンパニー」に変革していくにあたり、「すべての人に移動の自由を」という企業チャレンジを周知するための取り組み。
アジアでは、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、インド、ベトナム、パキスタンの8カ国12人のオリンピック・パラリンピック出場有力候補選手を「グローバルチームトヨタアスリート」としてサポートするとともに、「トヨタ・ヒーロー・プロジェクト(Toyota Hero Project)」と銘打ち、各選手とともに社会課題の解決に向けて活動を展開する。
シンガポールでは、ジョセフ・スクーリング選手が「交通安全」、トゥ・ウェイソン選手(パラリンピック・競泳)が「共生社会の実現」をテーマに活動していく。
松田社長は「身近なことから一歩を踏み出すことをテーマに、各国の素晴らしいアスリートとともに、アジアの様々な社会課題に取り組んでいく」と決意を語った。