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経済

2018年10月3日

シンガポール、不動産投資のタクラル、大阪のホテルとビルを買収

1部上場企業のタクラル・コーポレーションは大阪のホテルとオフィスビル2棟を総額54億6,000万円で取得した。これでタクラルが大阪で所有する不動産は9件になった。

 

買収物件は、ホテルWBFなんば元町、および靭イーストビル(地上9階・地下1階建て、延床面積4,731平方メートル)とリーガル立売堀ビル(地上9階・地下1階建て、延べ床面積5,600平方メートル)。ホテルは大阪の繁華街なんばにあり、室数は111室。2017年11月の開業と比較的新しく、設備投資、保守費用が最小限に抑制できるため高い利益率が期待できるという。

 

ホテルは現在、WBF(ホワイト・ベアーファミリー)グループが運営しており、タクラルはこの先5年間、リースバック方式でWBFに運営を委託する。オフィスビルは両方とも中心街にある。入居率は靭イーストビルが98%、立売堀ビルが75%。

 

タクラルはブランド管理と日本、豪州不動産投資が中核業務。インデルベサル・シン・タクラル最高経営責任者によると、大阪はホテル、オフィスビルとも稼働率が高い。日本政府はまた、大阪への2025年国際博覧会(万博)誘致を目指している。タクラルは今後も大阪でオフィス物件の購入を進める。

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