2019年1月11日
22年以降の販売モデルは全て電動かハイブリッドに、日産自動車
日産自動車は1月10日、サンテック・シンガポール会議センターで開幕したシンガポールモーターショーで、2022年以降、シンガポールで販売する自動車は全て、電気自動車が電動モーターを搭載した車両にすると発表した。
日産車代理店、タンチョン・モーターのロン・リム営業部長によると、22年末までに7モデルを投入するという。
モーターショーに出展したのは100%電動自動車の「リーフ」。途中充電なしでの走行距離は250キロで、小売価格は15万Sドル(約1,200万円)以下の予定。
ミニバンのセレナeパワーは下半期に販売を開始する。電動パワートレインで駆動する。ガソリンエンジンも据え付けてあるが、モーターに電力を供給するための発電機の役割を果たす。
モーターショーではほかのメーカーも電気自動車を展示した。韓国の現代自動車は小型クロスオーバー「コナ」の電気自動車仕様「コナ・エレクトリック」を、ジャガーはIペースを出展した。両方とも走行距離は400キロと長い。
配車サービスのグラブはコナ・エレクトリックを200台発注した。1日80Sドル(約6,400円)でパートナードライバーに賃貸する。