2019年1月24日
新車購入権価格、乗用車は全て値上がり
シンガポール・モーターショーが1月13日に閉幕した後の、初の新車購入権(COE)入札が実施され、乗用車のCOEは全て前回より値上がりした。
モーターショーの入場者は5万6,000人で多数の購入契約があった。日産自動車の代理店タンチョン・モーターのロン・リム営業部長によれば、モーターショー後、COEの値上がりを予想し多くの販売店がCOE込みの乗用車小売価格を値上げしたという。
入札結果は、排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車(Aカテゴリー)のCOEは1%高い2万6,170Sドル(約213万円)、排気量1.6リットル以上か出力130馬力以上の乗用車(Bカテゴリー)のCOEは5.6%高い3万3,989Sドル(約274万円)だった。
どの4輪車の購入にも利用可能だが、主に排気量の多い乗用車の購入に利用されるオープンカテゴリーのCOEは2.4%高い3万3,689Sドル(約272万円)だった。
ロン・リム氏によると、モーターショーではBカテゴリーの乗用車が最も売れた。それがCOE入札結果にも表れたという。
配車サービスのゴージェックによる個人ハイヤー車両の購入、来月からCOE発行枠が縮小されることもCOE値上がり要因となったようだ。
商用車、オートバイのCOEは値下がりした。