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日系企業・社会

2019年1月30日

国分とコモンウェルスが物流事業で合弁

国分グループ本社(東京都中央区)は、シンガポールのコモンウェルス・キャピタル(CCPL)と、低温食品物流事業を展開する合弁会社をシンガポールに設立する契約を締結した。

 

国分の海外業務で東南アジア諸国連合(ASEAN)は柱の1つ。既に事業展開しているマレーシア、ベトナム、ミャンマー事業の中核地と位置づけており、進出を決めた。

 

コモンウェルスはパン、精肉、デリカ、アイスクリームなどの食品製造事業、パスタチェーンなどの外食事業、低温食品物流事業を手掛けている。物流事業の効率化・高度化による企業価値向上を目的に国分との合弁を決めた。

 

合弁会社はコモンウェルス・コクブ・ロジスティクス(CKL、資本金1,000万Sドル)で、CCPLが70%、国分が30%出資する。

 

CKLは、CCPL傘下で低温食品物流事業を展開するコモンウェルス・フード・サービスから物流事業の移管を受ける。

 

CCPLグループの事業運営ノウハウと国分グループの物流運営ノウハウを融合し、シンガポールの外食事業者、食品小売事業者の物流業務を受託することで事業を拡大する。

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