2019年4月23日
ネットワンが現地企業買収、東南ア事業拡大へ
クラウドシステム提供のネットワンシステムズ(本社:東京都千代田区)は、資本提携しているシンガポールのアジアソフト・ソリューションズに追加出資し、株式の過半数を取得すると発表した。社名をネットワン・アジアに変更し、東南アジアの戦略子会社と位置づけて、日系企業や現地企業への提案を拡大する。
ネットワン・アジアはクラウド関連のソリューションを提供している。2008年に設立され、シンガポール、マレーシア、インドネシアの拠点で事業を展開。約100人を雇用している。主な顧客層は金融業や政府機関、製造業、サービス業、ヘルスケア産業など。17年度の売上高は1400万シンガポールドル(約11億5000万円)だった。ネットワンシステムズは16年9月に資本提携した。
(提供:亜州ビジネスASEAN)