2019年4月23日
自転車シェアリングのオフォ、当局が免許取り消し
中国系自転車シェアリングのオフォは営業免許を取り消された。陸運庁(LTA)によると、オフォは免許要件を満たせなかったため2月中旬に免許を停止し、業務改善のための猶予を与えたが、満足のいく回答はなく、4月22日付で免許を取り消したという。
LTAは今後、駐車スペース法に従い、公共の場に放置されている、あるいは不法駐輪のオフォの自転車を回収する。回収した自転車のうち、オフォから返還請求がないものは売却または処分し、売却収入は回収に要した費用に充当する。不足が生じた場合はオフォが預託した免許料から引き出す。
オフォのシンガポール参入は2017年で、一時は9万台を運営していた。昨年後半、資金難に陥っていることが判明。QRコードシステムを導入できず、免許を停止された。
モーバイクも撤退の意向を表明している。残っているシェアリング業者は、エニーホイール、SGバイク、新規参入のムーブ・テクロノジーで、運営許可台数最多はエニーホイールの1万台。