2019年6月26日
セントーサ島に2軒目のラッフルズ・ホテル、1泊12万円
ホテル経営の仏系アコー・グループは、セントーサ島にシンガポール2軒目のラッフルズ・ホテルを建設すると発表した。2022年の開業を予定している。設計はヤブ・プッシェルバーグ。
アコーと、ホテルを建設する不動産開発のロイヤル・グループの共同発表によると、名称は「ラッフルズ・セントーサ・リゾート・アンド・スパ・シンガポール」。敷地面積は10万平方メートル。事業費は推定7,000万Sドル(約55億3,700万円)。
61の客室はすべてビラ(離れ屋式)で、専用プール、テラスが付いている。ビラの床面積は260~450平方メートル。平均客室料金は1泊1,500Sドル(約12万円)。客は前方に南シナ海を望むことができる。一時に最多200人が宿泊できる。
ロイヤル・グループのワイルディング代表はセントーサ島を建設地に選んだことについて、ラッフルズ・ホテルがもともと、海岸沿いのホテルとして企画されたことを指摘。シンガポールの発展で今や、市街地に位置することになったと説明した。現在のホテルはビーチ・ロードに面している。
アコー・グループは世界で展開するラッフルズ・ブランドのホテル数を25年までに20軒まで増やす計画だ。現在はモルディブと中国にある。ロンドン、ボストンでも同ブランドのホテルを展開する。