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経済

2019年9月24日

貿易拡大の潜在性、シンガポールは16位=スタンチャート調査

 
 銀行大手の英スタンダード・チャータード(スタンチャート)が行った貿易拡大の潜在性に関する調査で、シンガポールは16位にランクされた。東南アジアからほかに4カ国が上位20位に入った。
 
 スタンチャートは、貿易を拡大する潜在性を急速に改善していると考えられる国・地域を、60カ国・地域を対象に、経済の活力、貿易の用意、輸出の多様性の3点で調べた。貿易の用意は、インフラ整備状況、電子商取引、ビジネスのしやすさで測定した。
 
 1位はコートジボワールで、以下は、インド、ケニア、中国、アイルランド、ベトナム、インドネシア、タイ、オマーン、アラブ首長国連邦(UAE)。域内からほかにフィリピンが20位以内にランクされた。
 
 シンガポールは経済活力で高い評価を得た。具体的には、自由貿易協定を多数の国と結んでいること、デジタル化の推進、インフラの改善、先行き不透明に対処するための長期的政策の採用が評価された。
 
 ベトナムとインドネシアは貿易の用意で評価を得た。タイは電子商取引の拡大が強みだ。フィリピンは輸出増、顕著な経済成長が評価された。

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