2018年7月26日
「日本との関係強化はプラス」、マレーシア日経済協議会副会長
【ニューデリー】マレーシア日本経済協議会(MAJECA)のモハメド・イクバル副会長は訪印の際の会見で、マハティール・モハマド首相が日本との関係強化に動いていることは、マレーシアの競争力にプラスとの見解を示した。
マハティール首相が初めて首相を務めた時、ルックイースト政策を打ち出し工業化を推進したが、今回の日本との関係強化では、先端技術や資本集約型産業の開発で日本との協力が期待されるという。MAJECAは日本の財界との交流を図るための組織。
ルックイースト政策では、日本、韓国の勤労倫理や規律、産業技術と知識を学ぶために留学生、研修生を派遣した。モハメド・イクバル氏は、今回、日本がナノテクノロジー、バイオテクノロジー、先端技術活用型サービスの分野でマレーシア人に研修を施すことを希望すると述べた。
出典;ベルナマ通信