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経済

2018年12月14日

シンガポール、エネルギー大手のネステ、バイオ燃料工場を拡充

フィンランドのエネルギー大手、ネステは14億ユーロ(1,820億円)を投じシンガポールにおけるバイオ燃料生産能力を年130万トン引き上げる。

 

ウェブキャストを利用したフィンランドとシンガポールを結ぶ記者会見でピーター・バナケル社長は「低炭素燃料に対する世界的な需要の増大に対応する」と語った。

 

ネステは、石油精製、天然ガスの採掘、石油化学製品の生産、再生可能エネルギー事業、バイオ燃料事業を手掛けている。

 

年産能力130万トンの工場を既存工場に隣接して建設する。生産開始は2022年で、100人の従業員を雇用する予定。19年に着工する。

 

既存工場は10年に操業を開始しており、年産能力は100万トン。新工場には低品質の原料を事前処理する前工程の設備を備える。

 

新工場が稼働すると、ネステ全体のバイオ燃料年産能力は450万トンになる。ネステはフィンランド政府が44.75%出資する企業。

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