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社会

2019年2月18日

陸運基本計画諮問パネル、政府に提言

陸運の基本計画に関する諮問委員会「陸運マスタープラン諮問パネル」は6カ月にわたる調査、研究を終え、提言をまとめ政府に提出した。道路交通における歩行者の安全重視、公共輸送機関の乗り継ぎ改善を通じた迅速な移動の実現などを盛り込んでおり、2040年までには公共輸送機関を利用したピーク時の乗車時間は、現在より15分少ない45分以内であるのが望ましいとした。

 

委員会は15人構成。輸送機関利用者、運輸関連労働者、業界代表、学術者らから7,400件の意見が寄せられた。

 

2月15日の発表会見で運輸専門家のバーター委員は「多様な住民のニーズにバランスよく対応しなければならない。人は単に、車を運転する人、サイクリスト、バス利用者にとどまらず、多様な手段で移動している」と語った。

 

主な提言は:

  • 自転車、歩行者用レーンの幅を広げ、自宅・駅間の移動を容易にする。
  • 公共輸送機関の乗り継ぎを減らし、スムーズな移動を実現する。
  • 障害者ら支援を必要とする乗客の介助ができるよう、駅職員への研修を強化する。
  • 今よりクリーンで効率の高いバス用燃料を採用し、タクシー、個人ハイヤーはクリーンな車両の採用を奨励する。
  • ジュロン湖地域など地域センターをさらに開発し、職住近接を実現する。

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