2019年7月17日
製油の恒源、軽油の生産設備更新へ
中国系の製油会社、ヘンユアン(恒源)リファイニング・カンパニー(HRC)は、欧州排ガス規制「ユーロ5」に対応した軽油を生産するための設備更新に2661万リンギ(約7000万円)を投じると発表した。クアラルンプール近郊のポートディクソンにある製油所で、水素化脱硫装置を更新する。来年9月に工事を終える予定。日産能力6300トンで再稼働させる。
ポートディクソンではほか、ガソリンの排ガス規制対応に向けた設備更新を進行中。来年3月までに工事を終わらせる。
現地紙の報道によると、同社は別の環境規制への対応や水素の製造も計画しており、今年の設備投資などの資本的支出(CAPEX)は8億5200万リンギを予定している。
(提供:亜州ビジネスASEAN)