シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPピーチ・アビエーション、シンガポール-大阪間の直行便を12月より...

日系企業・社会

2024年8月30日

ピーチ・アビエーション、シンガポール-大阪間の直行便を12月より運航開始

 日本の格安航空会社ピーチ・アビエーションが、12月5日よりシンガポールと大阪を結ぶ直行便を運航開始する。同社は全日本空輸(ANA)グループが77.9%を出資するジョイントベンチャーである。
 
 今回の路線は、日本の航空会社として14年ぶりのシンガポール-大阪間の直行便となる。運航スケジュールは冬季期間(12月5日から2025年3月29日)で、毎日シンガポールを午前2時15分に出発し、大阪に午前9時35分に到着する予定という。
 
 現在、シンガポールから大阪への直行便を運航している格安航空会社はスクートのみで、12月の片道料金は310.40Sドルからとなっている。ピーチ・アビエーションの新路線は、2025年に大阪で開催される世界博覧会(万博)を前に、大阪観光の活性化が期待されている。
 
 シンガポール-大阪間の最安片道運賃は164.20Sドルからで、8月29日から公式サイトで予約が開始された。また、ピーチ・アビエーションはシンガポールを東南アジア市場への拡大の一環として位置づけている。
 
 運航機材はエアバス321LRで、座席配置は3-3のシートレイアウト。218席が設けられ、シートピッチは76cmから81cmで、十分な足元スペースが確保されている。
 
 日本はシンガポール人にとって人気の旅行先であり、シンガポールから大阪へのフライト検索は前年比1606%増加していると報告されている。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPピーチ・アビエーション、シンガポール-大阪間の直行便を12月より...