COE価格が大幅上昇、オープンカテゴリーは最高値更新

　9月18日に行われた最新のCOE（自動車所有権証書）入札では、ほとんどのカテゴリーで価格が上昇し、オープンカテゴリーの価格が11万3,104Sドルに達した。この価格は、2023年12月以来の最高値となる。当時のオープンカテゴリー（カテゴリーE）の価格は11万8,388Sドルであった。
 
　小型車や電気自動車（EV）向けのカテゴリーAでは、価格が9万8,524Sドルとなり、前回の9万6,490Sドルから2.1%上昇した。これは2024年で最も高いカテゴリーAの価格となった。
 
　一方、より大きく高性能な車両やEV向けのカテゴリーBでは、価格が11万1001Sドルとなり、前回の10万6,300Sドルから3.5%上昇した。
 
　オープンカテゴリーのCOEは、前回の10万6,901Sドルから5.8%上昇し、今回11万3,104Sドルに達した。このカテゴリーのCOEは通常、大型で高性能な車両の登録に使用されるが、すべての車種に適用可能である。
 
　商用車向けのカテゴリーCは、価格が前回とほぼ同じ7万4,000Sドルで横ばい状態であった。一方、バイク向けのカテゴリーDでは、価格が1%上昇し9,900Sドルに達した。
 
　次回のCOE入札は10月9日に終了予定で、通常の2週間間隔より1週間長い3週間後となる。