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社会

2024年10月3日

スマートライトシステム、2025年半ばまでに歩道や自転車道に設置予定

 シンガポールでは、街路灯に使用されているスマートライトシステムが、2025年半ばまでに歩道や自転車道、歩道橋、バス停、タクシー乗り場にも設置される予定である。
 
 2023年9月、シンガポールは全ての街路灯をリモート制御・監視システム(RCMS)に転換した世界初の国となった。このシステムにより、天候や街の照明ニーズに応じて、街路灯をリモートでオン・オフでき、エネルギーや労力の節約が実現されている。
 
 現在、シンガポール陸上交通局(LTA)は、350kmの屋根付き歩道や525kmの自転車道、560の歩道橋、4,400のバス停やタクシー乗り場にもこのシステムを拡大する計画という。すでに約30%の施設にRCMSが導入されており、2025年半ばまでに全面導入される予定である。
 
 RCMSは年間約12.4万kw時のエネルギー節約が見込まれ、街路灯全体では年間875万kw時のエネルギー節約が実現している。

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