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社会

2024年10月8日

VEP導入後、ジョホールへのシンガポール人訪問者が徐々に回復

 10月1日に車両入国許可証(VEP)が導入されて以来、シンガポールからジョホール州への訪問者数が徐々に増加していると、現地のビジネス団体が報告している。ジョホールバルビジネス・屋台協会のローランド・リム会長は、訪問者数は日に日に増えているものの、かつての活気にはまだ戻っていないと述べている。
 
 リム氏は「徐々に回復してきているが、完全に以前の状態には戻っていない。しかし、このペースでいけば、いずれは正常な状態に戻るだろう」と予想している。
 
 一方、ジョホール州観光ガイド協会のジミー・レオン会長も、車両数が増えているものの、シンガポールからの訪問者数はまだ完全に回復していないと指摘する。レオン氏は、シンガポールで働いている多くのジョホール州住民が週末に戻ってくることも、車両数増加の一因としている。
 
 一方、ジョホール州のマレーシア格安ホテル協会支部長のジャロッド・チア氏も、VEP導入初期には顕著な客足の減少が見られたが、徐々に改善していると語った。
 
 しかし、ジョホール・インド系ムスリム企業協会のフセイン・イブラヒム事務局長は、「状況はすでに正常に戻っている」と異なる見解を示しているという。

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