シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP第2四半期の住宅賃料、前期より3.9%上昇

経済

2024年10月10日

第2四半期の住宅賃料、前期より3.9%上昇

 今年第2四半期の住宅賃貸料の平均は1,995リンギで、前期比で3.9%、前年同期比で2.9%上昇した。不動産仲介のジュワイIQIがマレーシア住宅賃料インデックスとして発表した。
 
 ジュワイIQIは当初、1-3%の上昇を予想しており、3.9%は予想外だった。カシフ・アンサリ最高経営責任者(CEO)によると、年率ベースでの伸び率加速は1年ぶり。25年3月時点のインデックス上昇率は年率で5.5%を予想している。
 
 クアラルンプールの平均住宅賃料は2,863リンギで、全国平均を44%上回った。上昇率も前期比5%と地域別で最大だった。セランゴール州の賃料は1%増の1,899リンギと安定していた。カシフ氏は「セランゴール州はクアラルンプールと比べ賃料が手ごろだ」とコメントした。
 
 賃料は全国平均で新型コロナウイルス禍前より依然、20%(499リンギ)低い。クアラルンプールでは同31%(1,301リンギ)低い。投資イールドは5.2%で前期並みだった。IQIは2018年から統計を取っている。

 
(提供:ASIA INFONET.COM)

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP第2四半期の住宅賃料、前期より3.9%上昇