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社会

2025年3月13日

チャンギ空港で配車ドライバー逮捕、シャトルバス妨害と暴行容疑

 1月31日午後、シンガポールのチャンギ空港で、配車サービスのドライバーがシャトルバスの進行を妨害し、暴行を加えたとして逮捕された。
 
 警察の発表によると、30歳の配車ドライバーはシャトルバスを尾行し、チャンギ空港第1ターミナルの出発バス乗り場で車両を使って進路を塞いだ。バスがエアポート・ブールバードで車線変更を行ったことに腹を立てたとみられる。
 
 ドライバーは車を降りると、シャトルバスの運転手に対して怒号を浴びせ、威嚇するジェスチャーを取った。その後、バスが発進しようとした際に前部ドアを蹴りつけ、自身の携帯電話を投げつけたとされる。
 
 警察は午後2時10分頃に通報を受け、現場で男を逮捕した。男は3月14日に起訴される予定である。
 
 公共の場で迷惑行為を行った場合、最高3ヵ月禁錮刑または最大2,000Sドルの罰金、またはその両方が科される可能性がある。また、公務員に対する脅迫行為が認められた場合、最高1年の禁錮刑または最大5,000Sドルの罰金、またはその両方の刑が下される可能性がある。
 
 警察は「公共サービス従事者に対するあらゆる嫌がらせや脅迫行為を深刻に受け止めている」と強調し、「このような行為は、重要なサービスの妨害となり、公共に不必要な迷惑をかける」と警告した。

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