2020年9月11日
【シンガポールビザ 2020年最新】日本人の年齢と出身大学別・最低給与額
2020年9月以降のEP取得のための新基準について
2020年8月27日付で、MOM(Ministry of Manpower/シンガポール労働省)より、2020年9月1日以降のEP (Employment Pass)の取得に際し、新基準の適用が発表されました。2020年5月に厳格化されたばかりですが、1年に2回の厳格化という異例の変更となります。また、EP保持者の更新についても、2021年5月以降に新基準が適用となります。
下記はMOMのSAT(Self-AssessmentTool)を使用し、対象大学を任意で選出し、EP取得に必要な賃金額を算出したものです。
前提条件
RGFで選定した大学を対象に、各大学の経済学部を卒業したものと想定し、営業(Sales Executive)ポジションにて2020年10月1日付で新規のEP申請をした場合
今回の改訂のポイント
• 最低基本月給額がS$3,900からS$4,500に引き上げられたこと
• 金融業界に関しては以下の基準が適用になること
現在:最低月給3,900Sドル
2020年9月1日~11月末まで:最低月給4,500Sドル
2020年12月1日より:最低月給5,000Sドル ※更新の場合は2021年5月1日より適用
更新について
現EPの更新については、有効期限に応じて以下の申請基準・期間が適用されます。
2020年9月1日~2021年4月30日:現行基準にて更新が可能
2021年5月以降:新基準にて更新が可能
調査から判明したこと
• EP申請に必要な月給額は大学別に大きく4つに分類されていたが、今回の改正により大学カテゴリ区分にも大きな変更があったこと(カテゴリ1は東大京大東工大のみに変更)
• 年齢が若いほどEP取得に必要な月給が低い傾向は引き続き同じだが、EP取得のハードルは軒並み上がっていること
• マレーシア国籍やインドネシア国籍などは、一部水準以下の結果になるケースがあること
※2020年9月3日時点での調査内容を反映しておりますが、上記の表はEP取得額の目安を保証するものではありません。現在のところ、頻繁に基準値の更新が行われているタイミングのため、ビザ申請の際には今一度MOMサイトにてご確認をお願い致します。
参考
• MOMプレスリリース(2020年8月27日付)
• Self Assessment Tool
メールアドレス:singapore-jp@rgf-executive.com