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	<title>AI時代に飛躍する経営 | AsiaX</title>
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	<description>シンガポールのビジネス情報サイト</description>
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		<title>最終回 人間とAIの真の協働が生み出す輝かしい未来</title>
		<link>https://www.asiax.biz/biz/50831/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[YamaguchiRie]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 25 Jul 2019 01:30:41 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p> 前回、「他者の幸せ」を追求する経営が、なぜ人の「氣」や「状態」を高め、潜在能力を発揮させ、優れたイノベーションを生み出すことに繋がるのかをお話ししました。 &#160;  この経営へシフトすることに成功した時点で、その [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p> 前回、「他者の幸せ」を追求する経営が、なぜ人の「氣」や「状態」を高め、潜在能力を発揮させ、優れたイノベーションを生み出すことに繋がるのかをお話ししました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> この経営へシフトすることに成功した時点で、その企業は AI が(少なくとも現時点では)できないレベルで CMH(Creativity,Management, Hospitality)を発揮できるため、一定度「AI 時代に飛躍する経営」を実現できているはずですが、今回はさらにその一歩先を行く経営のあり方について考えてみたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 最も大事なことは、人の「氣」や「状態」を高め、潜在能力を最大限発揮させる手段として、AI を活用する、ということです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 現在、AI に関して見られる技術や議論の多くは、「人間に替わる代替生産手段」、つまりは利益追求のための手段として AI を捉えるものだと思いますが、この捉え方自体が、人をモノとして扱う旧来の経営パラダイムの反映であり、その先に人の幸せはありません。したがって、このような AI 活用の仕方は、すでに見てきたシナリオでいずれ自らの首を締める結果を導くでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> そうではなく、「他者の幸せ」を追求する手段として AI を活用するのです。例えば、「従業員の幸せ」のためであれば、従業員がより創造的な仕事に集中したり、人にしかできない CMH を発揮できるよう AI を活用するという方法があります。たとえばコールセンター業務において、AI がお客様の問い合わせ内容に応じて素早く適切な回答・解決策を検索・発見する役割を担えば、オペレーターは、さらに踏み込んで、問い合わせの背景に隠れたお客様のニーズや悩みを聞き出し、一歩進んだ提案をすることができます。あるいは、お客様の気持ちを理解し、その気持ちを汲んだ温かい声がけができるかもしれません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> AI は人の仕事を代替する存在ではなく、人を支援する存在、もっと言えば、より高い付加価値の創造のために人と協働する存在になります。しかも非常に興味深いのは、ここで導入されるツール自体は全く同じものである、ということです。同じ AI を入れても、経営のあり方やマネジメントのあり方次第で、そこで働く「従業員の幸せ」は全く異なるものになるということです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> もう一つ、「従業員の幸せ」のために AIを活用する方法として、従業員の「氣」や「状態」を高めるための手段として使う、というやり方があります。たとえば、AI によるサーベイエンジンを用いて組織の状態を可視化し、組織改善のサイクルを生み出す「wevox」というサービスがあります。従業員の「氣」や「状態」(彼らはエンゲージメントという表現を用いています)を可視化し、それを高めるための課題の特定や、改善策の提示まで行ってくれるというもので、従来の生産手段としての AI とは全く趣の異なるものになります。そして、「従業員の幸せ」に向けた経営を行うのでなければ、こうしたツールは全く利用価値がなくなってしまうというのが特徴的です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 「従業員の幸せ」以外については、以前お伝えした「十方よし」の図をもとに、いかに AI を活用して「他者の幸せ」に貢献できるかを考えて経営を行っていくかが、「AI時代に飛躍する経営」の筋道です。特に、第6回で指摘したように、現代資本主義は、人間の欲望を際限なく拡大することで成長し、地球環境や未来に至るまで大きな犠牲となってしわ寄せされた、その負債が限界に達しています。これに対する危機感がようやく「持続可能な開発目標(SDGs)」として叫ばれるようになった今、問題解決に向けて AI の最大活用を行うことこそ、これからの企業経営のみならず、社会を発展させ続ける上で最重要の課題になるのではないでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 本シリーズ「AI 時代に飛躍する経営」は、これにて一旦終了とさせて頂きます。全8回に渡り、拙文にお付き合い頂き、誠に有難うございました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="bg_gray"><img loading="lazy" class="alignleft wp-image-48684 size-medium" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg" alt="" width="168" height="224" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg 168w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi.jpg 300w" sizes="(max-width: 168px) 100vw, 168px" /><strong>プロフィール<br />
&nbsp;<br />
鳥内 浩一</strong><br />
&nbsp;<br />
15 年 以 上に渡り、経営者・マー ケ ッターとして現場で活動しながら、100業種300社以上のクライアントに対してコン サルティングを行い、関わる全てを幸せにする “十方よしの経営学”『日本発新資本主義経営』を広めている。規模の大小・業種業態を問わず、業績向上へと導く手腕に定評がある。著書に「売れる仕掛け」「逆説の仕事術」「『コラボ』の教科書」。</div>
<p>&nbsp;<br />
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			</item>
		<item>
		<title>第7回 「他者の幸せ」を追求する経営が飛躍する理由</title>
		<link>https://www.asiax.biz/biz/50546/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[YamaguchiRie]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 25 Jun 2019 01:00:06 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=biz&#038;p=50546</guid>

					<description><![CDATA[<p> 前回、AI の発達とともに私達が「輝かしい未来」を手に入れるためには、資本主義のあり方を根本から見直し、己の利益を追求する「欲望」ではなく、地球環境まで含めた「他者の幸せ」を追求する「希望」に基づく経営にシフトすること [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p> 前回、AI の発達とともに私達が「輝かしい未来」を手に入れるためには、資本主義のあり方を根本から見直し、己の利益を追求する「欲望」ではなく、地球環境まで含めた「他者の幸せ」を追求する「希望」に基づく経営にシフトすることが必要である、と述べました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 今回は、なぜそれが人間の「氣」「状態」を最大限に高め、潜在能力を最大限に発揮させ、優れたイノベーションを生み出すことに繋がるのかをひも解きつつ、具体的な実現方法に踏み込んでいきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> ここで、ある一人の女の子をご紹介したいと思います。あまり勉強が好きではなかったのですが、お母さんがその子にしたある告白によって、状況は一変します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 「実はお母さんね、子供の時家が貧しくて、学校に通えなかったの。だから大人になっても分からないことが沢山あってね、恥ずかしい思いも沢山した。だから、学校で勉強してきたこと、学校から帰ったら毎日、お母さんに教えて」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> つまり、お母さんのこの告白が、女の子の「氣」「状態」を高め、潜在能力を発揮させた、というわけですが、なぜこのような結果になったか、お分かりでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 女の子は、勉強という行為に、今まで持っていなかった、あるものを得たのです。それは、何のために学ぶのかという「目的」であり、しかも、お母さんという誰かの幸せを追求するものでした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> なぜ他者の幸せを追求することで、「氣」状態」が高まるのか。一言で言えば、他者を幸せにすることによって、自分自身が幸せになれるからです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 多くの方は、誰か大切な人を喜ばせるために何か企画したりしている時、他ならぬ自分自身が一番楽しんでいる経験をお持ちだと思いますので理由の説明は不要かもしれませんが、あえてそれを加えるならば、「誰かを幸せにする」という行為に身を投じることを通して、人は自らの存在意義を見出すことができる。そこに自分の価値を見出せるからこそ、幸せになれるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 実際、以前ご紹介したダニエル・ピンク著『モチベーション 3.0』に書かれている近年のモチベーション研究の結果でも、高邁な目的を持った意義ある仕事に従事できる時、人の創造力が最大限に発揮されることが明らかになっています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 創造力こそがイノベーションの源泉であることを考えれば、「他者の幸せ」を追求する経営が優れたイノベーションを生み出すことはご理解頂けると思いますが、誰かの幸せを思う心が、人の人生に大きな目的を与え、偉大な結果を生み出すことを教えてくれる映画があります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 『ロレンツォのオイル』という映画です。ひとり息子のロレンツォの難病を治せる医師がいないことを知った両親は、医学的知識が無いにもかかわらず自力で治療法を探すことを決意。医師、科学者、支援団体らと衝突しながら、医学図書館に通い詰め、世界中の研究者や一流の医学者らに問い合わせ、さらに自ら国際的シンポジウムを組織し、死に物狂いの努力によって、わずか2年で当時世界中の誰もがたどり着けていなかった病気の治療法を発見するに至ります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 結局、他者の幸せを本気で願う「愛」こそが創造力の源泉であり、行動力の源泉であり、偉大な結果の源泉であるということです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> ビジネスの世界で「愛」などというと違和感を覚えるかもしれませんが、企業という組織は本来、存続にあたって「何のためにこの会社があるのか」という存在意義が必要であり、それを「企業理念」という形で掲げている企業も多いでしょう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 本来、「他者の幸せ」を追求することは企業の社会的使命であり、それなくして企業は存在意義を持ちえないのです。今一度その本来の姿を取り戻し、社会に対して真に価値ある存在たることが、企業そして人類に今求められていることです。最終回となる次回は、さらにその方策を掘り下げていきたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="bg_gray"><img loading="lazy" class="alignleft wp-image-48684 size-medium" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg" alt="" width="168" height="224" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg 168w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi.jpg 300w" sizes="(max-width: 168px) 100vw, 168px" /><strong>プロフィール<br />
鳥内 浩一</strong><br />
15 年 以 上に渡り、経営者・マー ケ ッターとして現場で活動しながら、100業種300社以上のクライアントに対してコン サルティングを行い、関わる全てを幸せにする “十方よしの経営学”『日本発新資本主義経営』を広めている。規模の大小・業種業態を問わず、業績向上へと導く手腕に定評がある。著書に「売れる仕掛け」「逆説の仕事術」「『コラボ』の教科書」。</div>The post <a href="https://www.asiax.biz/biz/50546/">第7回 「他者の幸せ」を追求する経営が飛躍する理由</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第6回  「輝かしい未来」を手に 入れるために必要な変革</title>
		<link>https://www.asiax.biz/biz/50172/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[YamaguchiRie]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 25 May 2019 01:00:50 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p> 前回、AI 普及の先にある「すでに起こった未来」として、現在と同じパラダイムに基づいて経済活動が行われるならば、GAFA* が世界を支配し、リーマンショックの比ではない経済破綻が起こりかねない、とお伝えしました。 &#038;n [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p> 前回、AI 普及の先にある「すでに起こった未来」として、現在と同じパラダイムに基づいて経済活動が行われるならば、GAFA* が世界を支配し、リーマンショックの比ではない経済破綻が起こりかねない、とお伝えしました。<br />
&nbsp;<br />
 今回は、それとは異なる「輝かしい未来」を手に入れるために必要な変革についてお伝えします。<br />
&nbsp;<br />
 「すでに起こった未来」が限界を迎える原因は、一言で言うと「イノベーションの喪失」です。イノベーションが喪失する原因は、人が人として扱われず、人間の優位性である「氣」の力に下支えされた CMH(Creativity,Management,Hospitality)が発揮されなくなることにあることは、過去 5 回のお話でご理解頂けると思います。<br />
&nbsp;<br />
 では、どうすれば人の「氣」「状態」を高め、人間の潜在能力を発揮させることができるのか。それは一言で言えるほど単純な話ではありませんが、最も重要なことは、第 4 回でお伝えした「従来の資本主義のあり方を根本から見つめ直す」ことです。<br />
&nbsp;<br />
 なぜ、資本主義は人を人として扱わないのか。それは、利益の追求を至上命題とするからです。ここにおいて、企業の優先順位は「どうやって利益を上げるか」であり、従来の資本主義は、人を利益を上げるための道具として扱ってきた、というのが厳然たる事実です。<br />
&nbsp;<br />
 そうなってしまう根本理由は、資本主義の基本「資本の論理」に集約されます。<br />
&nbsp;<br />
 これは「会社は誰のものか」という所有権の議論であり、所有者という観点から言うならば、会社は株主のものです。しかしながら、会社は決してお金だけで成り立っている訳ではなく、従業員、取引先、顧客、社会、ひいては先人の功績や自然環境から様々な資源の「共有」を受けて初めて成り立っています。<br />
&nbsp;<br />
 にも関わらず、それを「自分のものだ」と主張をすること自体が間違いなのです。その事実を無視して、「自分のもの」「自分の利益」を最大化しようという欲望が暴走すれば、他者はその欲望を達成するための道具に成り下がり、平気で彼らを犠牲にすることを厭わなくなります。<br />
&nbsp;<br />
 度重なる企業不祥事、ブラック企業問題、リーマンショックがわかりやすい実例であり、WWF(世界自然保護基金 ) は、人類が今の生活を続ければ 2030 年には地球が 2個あっても足りないと警鐘を鳴らしています。<br />
&nbsp;<br />
 掲載した図は、私が現代資本主義に問題意識を感じ、その解決策として提唱した「十方よし」というコンセプトですが、財務三表のみを見て経営を行っても、周りの九方に犠牲をしわ寄せしている事実は見えません。しかし目に見えないその負債が一定に達した時、企業は破綻します。<br />
&nbsp;<br />
 企業どころか、経済社会、もっと言えば人間社会も全て破綻してしまいます。<br />
&nbsp;<br />
 現代資本主義は、人間の欲望を際限なく拡大することで成長してきました。しかし、そのシナリオはもはや限界に達しており、AI の普及によって生産性が飛躍的に向上すれば、破綻のスピードが逆に早まるだけだということは、前回お伝えした通りです。<br />
&nbsp;<br />
<img loading="lazy" class="size-medium wp-image-50174 alignleft" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/05/P21-305x224.png" alt="" width="305" height="224" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/05/P21-305x224.png 305w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/05/P21.png 415w" sizes="(max-width: 305px) 100vw, 305px" /><br />
 私たちに今求められている喫緊の課題とは、「自分さえよければよい」と言わんばかりに己の利益を追求する「欲望」ではなく、いかに地球環境まで含めた「他者の幸せ」を追求する「希望」を中心とした経営にシフトするかであり、もっと言えば人間の生き方そのものを変えることにあります。<br />
&nbsp;<br />
 その時初めて、私たちは人間の「氣」「状態」を最大限に高め、潜在能力を最大限に発揮させ、AI の発達とともに「輝かしい未来」を手に入れることができます。次回以降、その具体的な方法についてお伝えしていきたいと思います。</p>
<p>&nbsp;<br />
* GAFA(Google, Amazon, Facebook, Apple )</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="bg_gray"><img loading="lazy" class="alignleft wp-image-48684 size-medium" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg" alt="" width="168" height="224" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg 168w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi.jpg 300w" sizes="(max-width: 168px) 100vw, 168px" /><strong>プロフィール<br />
鳥内 浩一</strong><br />
15 年 以 上に渡り、経営者・マー ケ ッターとして現場で活動しながら、100業種300社以上のクライアントに対してコン サルティングを行い、関わる全てを幸せにする “十方よしの経営学”『日本発新資本主義経営』を広めている。規模の大小・業種業態を問わず、業績向上へと導く手腕に定評がある。著書に「売れる仕掛け」「逆説の仕事術」「『コラボ』の教科書」。</div>The post <a href="https://www.asiax.biz/biz/50172/">第6回  「輝かしい未来」を手に 入れるために必要な変革</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第5回  AI普及の先にある 「すでに起こった未来」</title>
		<link>https://www.asiax.biz/biz/49784/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[Asiax_admnstr]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 25 Apr 2019 01:00:15 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=biz&#038;p=49784</guid>

					<description><![CDATA[<p> これまで、AI 時代に飛躍し続けるために求められるマネジメントがどのようなものか、そして残念ながら従来型のマネジメントは機能せず、AI に敗れざるを得ないことをお伝えしてきました。 &#160;  今回は、このまま現在 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p> これまで、AI 時代に飛躍し続けるために求められるマネジメントがどのようなものか、そして残念ながら従来型のマネジメントは機能せず、AI に敗れざるを得ないことをお伝えしてきました。<br />
&nbsp;</p>
<p> 今回は、このまま現在と同じ経営パラダイム・資本主義パラダイムに基づいて経済活動が行われた場合、どのような未来が待ち受けているか予測したいと思います。<br />
&nbsp;</p>
<p> このままほとんどの企業が人の「氣」や「状態」に注目することなく、マネジメントを行った場合、AI はあらゆる場面で人間の優位に立つことになってしまいます。そのため、企業の競争力の源泉は「どれだけ競争力のある AI をその企業が持っているか」という勝負になってきます。<br />
&nbsp;</p>
<p> すでにお伝えしたように、AI の基盤にあるのは、ビッグデータとディープラーニングの2つの技術であり、AI の強みは、「大量の知識・経験則」を集積し、「最適な解」を超高速で導き出す力にあります。<br />
&nbsp;</p>
<p> したがってAI の競争力は、乱暴に言ってしまえば、いかに大量のビッグデータを早く先に集めるか、いかに AI を早く賢くするかにかかってくるので、完全に「早いもの勝ち」です。<br />
&nbsp;</p>
<p> それゆえ、ビッグデータは「21世紀の石油」と言われ、全ての儲けを「総取り」しようと、GAFA(Google, Apple, Facebook,Amazon)が莫大な開発費をかけてその取得に取り組んでいるわけです。<br />
&nbsp;</p>
<p> 一方で、日本人を含む全世界の国民は、毎日毎分毎秒、この「21世紀の石油」をGAFAに貢いでいるわけですが、もしAI の未来が、この方向だけで進むならば、GAFA以外の企業は全て存在しなくなるでしょう。あるいは、全ての企業は GAFAの「おこぼれ」しかもらえなくなるでしょう(すでにその様相を呈していますが)。<br />
&nbsp;</p>
<p> なぜならば、「過去の知識・経験則」に基づく「最適な解」とは、それを提供するところが 1つあれば十分であり、差別化要因はせいぜい価格くらいしかなくなります。となると、あとは過当競争化が進み、体力のある大企業が総取りする結果になるだけです。そしてその先に突き当たるのは、経済社会全体の「成長の限界」です。<br />
&nbsp;</p>
<p> 極端な見解だと思われるかもしれませんが、日本や世界の経済社会は、すでにこの停滞、もっと言えば破綻を経験してきています。<br />
&nbsp;</p>
<p> つまり、高度成長のような市場が未成熟な時代においては、モノは作れば売れるが、市場の成熟にも関わらず新たなイノベーションが生まれなかった結果、過当競争が進み、多くの企業が淘汰(とうた)される。過当競争を勝ち残っても、イノベーションがなければそれ以上モノは売れず、無理にでも利益を創出するために無理やりな商品が作られ、無理やりにでも売られる。<br />
&nbsp;</p>
<p> そんな無理やりな経済の暴走が限界を迎えて破綻したのが、あのリーマンショックです。<br />
&nbsp;</p>
<p> AI は、従来あった人間の生産性の限界を取り払い、爆発的な生産性を生み出していくでしょう。それはイコール市場変化のスピードであり、そのまま、市場が限界に達するスピードと規模に比例します。暴走すれば、リーマンショックの比ではない経済破綻が起こりうる可能性すらあります。<br />
&nbsp;</p>
<p> 限られた紙面ゆえに、議論の粗さを感じられる方もあるかもしれませんが、これが、私の考える AI 普及の先にある「すでに起こった未来」のシナリオです。<br />
&nbsp;</p>
<p> あなたは、このような未来を望まれるでしょうか?もしそうではないならば、AI 以前に経営のあり方、もっと言えば人間の生き方そのものを変える必要があります。<br />
&nbsp;</p>
<p> そしてその変化を遂げることができたならば、きっとよりよい未来が待っていると私は信じています。次回、その輝かしい未来をどのようにして手に入れるかについてお伝えします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="bg_gray"><img loading="lazy" class="alignleft wp-image-48684 size-medium" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg" alt="" width="168" height="224" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg 168w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi.jpg 300w" sizes="(max-width: 168px) 100vw, 168px" /><strong>プロフィール<br />
鳥内 浩一</strong><br />
 15年以上に渡り、経営者・マーケッターとして現場で活動しながら、100業種300社以上のクライアントに対してコンサルティングを行い、関わる全てを幸せにする “十方よしの経営学” 『日本発新資本主義経営』を広めている。規模の大小・業種業態を問わず、業績向上へと導く手腕に定評がある。著書に「売れる仕掛け」「逆説の仕事術」「『コラボ』の教科書」。</div>The post <a href="https://www.asiax.biz/biz/49784/">第5回  AI普及の先にある 「すでに起こった未来」</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第4回 AI時代に求められる 新たなマネジメント</title>
		<link>https://www.asiax.biz/biz/49811/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[Asiax_admnstr]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 22 Apr 2019 08:42:08 +0000</pubDate>
				<guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=biz&#038;p=49811</guid>

					<description><![CDATA[<p> 前回、AI が(少なくとも現時点では)コピーすることのできない「氣」こそが、人間の優位性であり、それを活かせるかどうかが個人や企業が AI 時代に飛躍し続けるための鍵になる一方、近代の資本主義社会がこの本質を無視してき [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p> 前回、AI が(少なくとも現時点では)コピーすることのできない「氣」こそが、人間の優位性であり、それを活かせるかどうかが個人や企業が AI 時代に飛躍し続けるための鍵になる一方、近代の資本主義社会がこの本質を無視してきた、とお伝えしてきました。つまり、AI 登場以前から、多くの企業は、人間本来の潜在能力を十分に活かすことなく、AI に敗れる人間を育て、AI に敗れる経営を行ってきたということです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 今回は、この点を詳しく掘り下げていきます。近代経営におけるマネジメント手法には、大きく3 つのパラダイムが存在します(図参照)。1つ目は、フレデリック・テイラーの科学的管理手法に代表される「行動管理」です。成果(生産量)を最大化するために、単位時間に求められる仕事量をノルマとして設定し、作業プロセスを徹底的に効率化・マニュアル化して、その通りに人を動かす管理手法です。この手法で最初に成功を収めたのがたフォードで、これによって自動車の大量生産方式を確立しました。ここで現場労働者に求められることは、とにかくマニュアル通りに求められた仕事量をこなすことです。つまり、自ら考える人ではなく、歯車のように動く機械であることが求められるのです。この管理手法は、現在も実際に運用されていますが、中でも「ブラック企業」と批判される企業において顕著に見られる手法であるということは注意すべき点です。そしてまさに今、AI やRPA に真っ先に代替されるのがこのタイプの仕事です。「作れば売れる時代」が終わり、求められる成果の比重が生産量から販売量へシフトするにしたがい経営に導入され始めたのが「成果主義」です。行動量ではなく、もっと直接的に販売成果をノルマ化し、成果に対して報酬を支払う「馬ニンジン式」の歩合制やコミッション制が取り入れられ、成果が上がらなければ、最悪解雇されることもあります。<br />
&nbsp;<br />
<img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/04/Vol344_P24_BizColumn_table-320x224.jpg" alt="" width="320" height="224" class="alignnone size-medium wp-image-49812" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/04/Vol344_P24_BizColumn_table-320x224.jpg 320w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/04/Vol344_P24_BizColumn_table-120x84.jpg 120w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/04/Vol344_P24_BizColumn_table.jpg 446w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /><br />
&nbsp;<br />
 これは、労働者にとっては一見よく見えるけれども極めて過酷、企業や資本家にとっては極めて都合のよい仕組みです。それゆえ、以前指摘したゴールドマン・サックスのトレーダー削減の事例を挙げるまでもなく、こうしたタイプの仕事はどんどんAI に奪われていきます。<br />
 何より注目すべき点は、近年のモチベーション研究の結果、こうした「馬ニンジン式」の成果主義が、創造性を破壊することが明らかになっている事実です。<br />
&nbsp;<br />
 詳しくはダニエル・ピンク著『モチベーション3.0』などをお読みいただければと思いますが、事実こうしたマネジメント手法の導入によって、多くの日本企業は競争力を失い、多くの資本が外資に奪われました。その本質はイノベーションの喪失、すなわち創造性の欠如により、CMH(Creativity,Management, Hospitality)が発揮されなくなったことにあります。<br />
&nbsp;<br />
 なぜこのようなことが起こってしまったのか?近代マネジメントが、目に見える「成果」や「行動」ばかりを追求し、目に見えない人の「状態」に目をやってこなかったからです。 もっと言えば、「歯車」「馬ニンジン」という言葉に現れているように、「人を人として<br />
扱ってこなかったから」です。そう考えれば、その仕事がAIに敗れてしまうのは自明の理です。人間の優位性が発揮されないのですから。<br />
&nbsp;<br />
 そして、この「状態」こそ、前回お伝えした人の「氣」持ちです。AI 時代に飛躍する経営を行えるかどうかは、人の「氣」「状態」をマネジメントするというこの新たなパラダイムに移行できるかどうかにかかっています。 <br />
 次回はその移行ができなかった場合に待ち受ける未来、そして最終回、その移行をいかに行うかについてお話ししたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="bg_gray"><img loading="lazy" class="alignleft wp-image-48684 size-medium" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg" alt="" width="168" height="224" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg 168w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi.jpg 300w" sizes="(max-width: 168px) 100vw, 168px" /><strong>プロフィール<br />
鳥内 浩一</strong><br />
 15年以上に渡り、経営者・マーケッターとして現場で活動しながら、100業種300社以上のクライアントに対してコンサルティングを行い、関わる全てを幸せにする “十方よしの経営学” 『日本発新資本主義経営』を広めている。規模の大小・業種業態を問わず、業績向上へと導く手腕に定評がある。著書に「売れる仕掛け」「逆説の仕事術」「『コラボ』の教科書」。</div>The post <a href="https://www.asiax.biz/biz/49811/">第4回 AI時代に求められる 新たなマネジメント</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>第3回  人間とAIの間にある最大のカベ</title>
		<link>https://www.asiax.biz/biz/49180/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[mj_tnaito]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 05 Mar 2019 16:19:43 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p> 前回、AI によって代替される仕事は、現在人間が行っている形式的な業務に留まらず、CMH(Creativity, Management, Hospitality)などの形式的ではない仕事、また人の心に関わる分野にまで及 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p> 前回、AI によって代替される仕事は、現在人間が行っている形式的な業務に留まらず、CMH(Creativity, Management, Hospitality)などの形式的ではない仕事、また人の心に関わる分野にまで及ぶ可能性について指摘しました。 しかし、人間と AI の間には、ある決定的な違いが存在します。その違いを生かせるかどうかが、個人や企業が AI 時代に飛躍し続けるための鍵になります。<br />
 ではその違いとは何か。その答えは、戦後、日本を恐れた G H Q によって本質が封印されてしまった、ある漢字に秘められていて、AI 以前に、CMH やカウンセリングの仕事を成功させる上で最も大切なことが何かを考えれば分かります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> マネジメントが成功するのは、単に指導やアドバイスが的確だからではありません。部下に、正論や正解を与えてもなかなか動いてくれない経験をされている方も多いでしょう。でも、人がホスピタリティを感じるのは、単に礼儀作法がしっかりしているとか、自分の望みが叶えられたからではありません。いかに「自分が大切にされている」と感じるかです。たとえ同じ言葉であっても、言われる相手によって印象はだいぶ違います。同様に、同じ行動でも、相手の態度によって生じる印象もだいぶ違ってくるものです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> その違いは一体どこから生まれるのでしょうか。それは、一言で言うと、「気持ちが通じ合っているかどうか」でしょう。<br />
 「この人は、本当に自分のことを思ってくれている。自分のために一生懸命頑張ってくれている」。これが伝わるからこそ、人の気持ちは動くのです。<br />
 仮に、AI が膨大なビッグデータと綿密なディープラーニングを元に「 この人に最適な解はこれです」という答えを出したところで、AIから人間に対する気持ちは伝わりません。もちろん、それで十分な場合もありますが、それで十分でないところにこそ、人に残される仕事が存在します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> そろそろ答えはお分かりでしょう。人間とAI の間にある決定的な違いをあらわした漢字は、まさに気持ちの「気」です。<br />
 この「気」は、戦後新字に取って代わりましたが、旧字の「氣」には、その本質がいまだに残っています。旧字にある「米」は、生命エネルギーの光を八方に放っている姿だと言われており、また日本人の主食でありエネルギー源の「米」でもあります。旧字の「氣」はエネルギーを放ち、さらに広がっていくイメージに対し、一方で新字「気」の「メ」=「しめる」という字は、天地のエネルギーを閉じ込め、人間に備わった潜在能力を封印してしまうものです。<br />
 AI が(少なくとも現時点では)コピーすることの出来ないこの「氣」こそが、人間の優位性であり、それゆえ、AI 時代に飛躍する上でますます重要なものなのです。</p>
<p> 日本の先人は、AI 時代を迎えるはるか前から、経済や仕事に限らず、健康や人間関係において、「氣」が決定的に重要であることを理解していたからこそ、景氣・元氣・人氣という表現を用いてきました。AI の時代がすぐそこに迫っていている今、もう一度それを見直す時 期に差し掛かっているのではないでしょうか。<br />
 残念ながら、日本に限らず、近代の資本主義は、こうした本質を無視し、人間本来の潜在能力を十分に活かすことをしてきませんでした。それが AI の登場によっていよいよ露呈するとは何とも皮肉な話ですが、そこに気づけるかどうか、そして本来あるべき姿に向かって舵を切れるかどうかが、この先の未来を決定づけます。<br />
 次回以降、それに気づけた場合と気づけなかった場合の2つの未来についてお話ししたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="bg_gray"><img loading="lazy" class="alignleft wp-image-48684 size-medium" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg" alt="" width="168" height="224" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg 168w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi.jpg 300w" sizes="(max-width: 168px) 100vw, 168px" /><strong>プロフィール<br />
鳥内 浩一</strong><br />
15年以上に渡り、経営者・マーケッターとして現場で活動しながら、100業種300社以上のクライアントに対してコンサルティングを行い、関わる全てを幸せにする “十方よしの経営学” 『日本発新資本主義経営』を広めている。規模の大小・業種業態を問わず、業績向上へと導く手腕に定評がある。著書に「売れる仕掛け」「逆説の仕事術」「『コラボ』の教科書」。</div>The post <a href="https://www.asiax.biz/biz/49180/">第3回  人間とAIの間にある最大のカベ</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>第2回  AIはどこまで人間の仕事を代替する?</title>
		<link>https://www.asiax.biz/biz/49110/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[mj_tnaito]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 28 Feb 2019 13:08:38 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>前回は、開発不要で月数万円から利用できる AI / RPA(Robotic ProcessAutomation)技術の登場は、人材不足や人件費高騰に悩む企業にとって、まさに救世主となり得ること、そして今後少子化によって労 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>前回は、開発不要で月数万円から利用できる AI / RPA(Robotic ProcessAutomation)技術の登場は、人材不足や人件費高騰に悩む企業にとって、まさに救世主となり得ること、そして今後少子化によって労働人口がさらに減少する中で、AIの重要性がますます増加することをお伝えしました。今回はもう一歩踏み込んで、AI/RPA 技術が可能にすることについて考えてみたいと思います。<br />
まず RPA は、ケースごとの個別判断を必要とせず、定められたマニュアル通りに進めればよい業務を自動化できる技術であり、今まで人間が行っていた形式的な業務を非常に早く、ミスな低コストで行えるものです。対してAI は、ケースごとの個別判断が必要で、必ずしもマニュアル化できない業務でったとしても、経験学習による熟達が期待できる業務を自動化できる技術です。<br />
この技術を活用して、米国大手スーパーの Kroger が無人の自動運転車による食品宅配サービスを開始したり、米証券大手のゴールドマン・サックスがAI 化により 600人いた現物株式取引部門のトレーダーを2人まで削減したり、患部画像を AI で自動分析して病気の診断を下す「AIドクター」が米 FDA(食品医薬品局)で認可されるなど様々な分野で実用化が進んでいますが、鍵になっているのが、ビッグデータとディー<br />
プラーニングという2つの技術です。<br />
すごく乱暴に言ってしまえば、これは、「経験によって」「賢くなる」人間の成長を、人間以上にハイスピードに高精度で忍耐強く実現してしまう技術です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして、AI の圧倒的なデータ量の前に人間 1人の経験では到底及ばず、その膨大なデータに基づく高精度な分析・判断の前に、人間 1人の知識と経験に基づく判断は到底及ばなくなる、というのが、数年<br />
前から騒がしい「AI によって奪われる職業」論のベースにあるものでしょう。<br />
実際、「過去のデータに基づく当て込み」というパターンマッチングを主な業務にしていた職業は、その道を辿ると思いますし、これが適用される範囲はかなり幅広い、というのが私の印象です。<br />
以前、この分野の研究における第一人者である井上智洋先生にインタビューをした時に、AI に代替されにくい職業として大きくCMH(Creativity, Management, Hospitality)を挙げていましたが、この分野についても異なる見解もあり、例えば、脳科学者の池谷裕二先生にインタビューした際にはホスピタリティは「滅茶目茶形式的」と話されていました。ホリエモンこと堀江貴文氏は自身のYouTube番組で「電通みたいな会社が丸ごとなくなることもありる」とクリエイティビティの分野もAI に代替される可能性を指摘しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私自身、経営コンサルタントとして、経営者として、マーケティングやイノベーション、マネジメント、ホスピタリティの分野に関わってきた中で、AI に代替される部分が多々あることを実務ベースで実感しています。今回はその1つ1つについて細かく述べることはしませんが、分かりやすい事例として1つだけ挙げておきたいのが、アメリカの医療現場で、人間ではなくAI のカウンセラーを選ぶ人が増えているという現実です。その理由は、AIのカウンラーが人間より的確どころか、欠点を補っているからです。つまり、相手が人ではないからこそ、「人には言いたくない」ことを言える。人とは違って、色眼鏡で見ないから安心できる。そして、アドバイスは人よりも適切。こうした強みは先程挙げた CMH の分野にもそのまま発揮されます。何より、最もAIとは縁遠そうな、人の心に関わる分野でこうした事象が起こっている現実がAI の実力を物語っています。<br />
では、はたして人間に残される仕事は本当になくなってしまうのか?職業人は、会社は、どうすればよいのか?それを次回お伝えします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="bg_gray"><img loading="lazy" class="alignleft wp-image-48684 size-medium" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg" alt="" width="168" height="224" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg 168w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi.jpg 300w" sizes="(max-width: 168px) 100vw, 168px" /><strong>プロフィール<br />
鳥内 浩一</strong><br />
15年以上に渡り、経営者・マーケッターとして現場で活動しながら、100業種300社以上のクライアントに対してコンサルティングを行い、関わる全てを幸せにする “十方よしの経営学” 『日本発新資本主義経営』を広めている。規模の大小・業種業態を問わず、業績向上へと導く手腕に定評がある。著書に「売れる仕掛け」「逆説の仕事術」「『コラボ』の教科書」。</div>The post <a href="https://www.asiax.biz/biz/49110/">第2回  AIはどこまで人間の仕事を代替する?</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第1回  AIの脅威ではなくチャンスに着目する</title>
		<link>https://www.asiax.biz/biz/48681/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[Asiax_admnstr]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 28 Dec 2018 04:00:23 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>長年経営コンサルタントとして活動してきた中で、クライアントに最良の結果を得て頂くために、私は、普遍的な原理原則に基づきながら、最先端の経営理論やテクノロジーを積極的に導入することを常に意識してきました。  その中で今私が [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>長年経営コンサルタントとして活動してきた中で、クライアントに最良の結果を得て頂くために、私は、普遍的な原理原則に基づきながら、最先端の経営理論やテクノロジーを積極的に導入することを常に意識してきました。<br />
 その中で今私が最も着目しているのがAIの導入です。これをお読みのあなたも、きっとこの話題について聞かない日はないでしょうし、「またその話か」と思われるかもしれません。<br />
 ただ、極めて多くの人が、AIについて勘違いしており、それを正せるかが、企業にとっても、社会にとっても、AIが大きな飛躍のチャンスになるか脅威になるかの分かれ道になります。そして前者の未来を実現するためには、AIについての捉え方だけでなく、資本主義や経営というものに対する捉え方自体を変える必要があります。<br />
 本シリーズでは、それがどのようなものかをお伝えしていきます。初回である今回は日本の実情がベースになりますので、超少子高齢化への対応が日本より進むシンガポールではすでに普通の話かもしれません。ただ、全体像をご理解頂く上で順を追ってお話しすることが重要になりますので、ぜひお付き合いください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 東京商工リサーチの調べによれば、日本企業の倒産件数は、2014年に1万件を割り込み、減少傾向が続いている一方、倒産件数の3.5倍にも上る会社が「廃業」をしています。その数は、何と年間2万9,000社にも上ります。特に建設業や飲食をはじめサービス業の廃業が顕著で、資金難で動きが取れなくなる前に自ら廃業を選ぶ経営者が増えているそうですが、その最も大きな理由は【人手不足】です。<br />
 それもそのはず、日本の中小企業は今、空前の採用難にあり、新卒に限っては、従業員300人未満の中小企業の求人倍率(学生1人に対する求人数)は9.91倍で過去最高です。つまり、学生1人を10社の企業が取り合う状況で、今後少子化が進めば、ますます労働人口が少なくなり、人件費は高騰し、中小企業は、さらに厳しい経営を余儀なくされます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> しかし、その問題を解決できるのがAI/RPA(Robotic Process Automation)という技術です。<br />
 時給数十円で働いてくれる小人がいたとしたら?今まで3人でやっていた仕事が1人でできるとしたら?実際にそれが現実化しています。<br />
 AIが高価だったのは昔の話。開発不要で月数万円から利用できるAI/RPA技術が次々に登場しており、採用費や教育費、高騰化する人件費を支払うことなく作業を自動化できます。<br />
 それを活用すれば、人材不足や人件費高騰に悩む企業にとって、まさにAIが救世主となり得ます。さらに、人手が余っている企業がAIやRPAの導入を進めれば、人手不足企業への人材流動が発生するボリュームにいずれ達するでしょう。<br />
 その時によい人材を惹きつけられる労働環境を作る上でもAI/RPAの活用は有効です。高収益体質で給料が高い、面倒で時間ばかりかかってつまらない単純作業はやらなくていい、創造的で楽しい仕事に集中できる。働き手にとって、言うことなしではないでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p> 実際にはこれだけで問題は解決しませんが、それは次回以降のテーマとして、まずはAIが短期的に脅威である以上にチャンスであることを認識し、何となくのイメージではなく、AIやRPAを活用して直近の経営課題を解決することを考えてください。それが今後訪れるより大きな変化にむけての大切な準備にもなります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="bg_gray"><img loading="lazy" class="alignleft wp-image-48684 size-medium" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg" alt="" width="168" height="224" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi-168x224.jpg 168w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2018/12/Mr.Shimauchi.jpg 300w" sizes="(max-width: 168px) 100vw, 168px" /><strong>プロフィール<br />
鳥内 浩一</strong><br />
15年以上に渡り、経営者・マーケッターとして現場で活動しながら、100業種300社以上のクライアントに対してコンサルティングを行い、関わる全てを幸せにする “十方よしの経営学” 『日本発新資本主義経営』を広めている。規模の大小・業種業態を問わず、業績向上へと導く手腕に定評がある。著書に「売れる仕掛け」「逆説の仕事術」「『コラボ』の教科書」。<br />
&nbsp;<br />
&nbsp;
</div>The post <a href="https://www.asiax.biz/biz/48681/">第1回  AIの脅威ではなくチャンスに着目する</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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