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Vol.336

2018年7月25日

吉良 俊彦さん

ターゲットメディアソリューション代表取締役マンガデザイナーズラボ マンガデザイン® 総合プロデューサー

「日本が誇る文化、マンガをデザイン化し、様々な情報を世界に発信しています」――。マンガデザインとは、多様化・複雑化する様々なメディアを最大限に有効化するために考案された世界初・日本発のオリジナルクリエイティブ手法で、言葉の壁を乗り越えて世界の人々とコミュニケーションを楽しむことができる最新のツールだ。シンガポールでは8月11日(土)まで「MANGA DESIGN EXHBITION in SINGAPORE JCC」を日本大使館のJapan Creative Centreで開催している。「シンガポール人は日本のマンガに興味を持っているので、多くの人たちに足を運んでいただけたら嬉しい。マンガは、沢山の情報を視覚的に伝えることができるので、外国人とのコミュニケーションに最適。日本の若いマンガ家たちが世界で活躍することも応援していきたい」と意欲的だ。

 

神奈川県出身。上智大学法学部卒業後、電通に入社。クリエイティブ局、営業局を経て、1985年に雑誌局へ。様々なラグジュアリーブランドをはじめ、クライアント各社のメディア戦略およびプロジェクト、スポーツ・文化イベントの企画プロデュースを担当した。雑誌「LEON」で、世間に「ちょい不良(ワル)オヤジ」ブームを仕掛けたひとりでもある。

 

2004年に電通を退社し、ターゲットメディアソリューションを、さらに2011年には世界初のマンガデザイン会社マンガデザイナーズラボを設立。「マンガデザイン®」による広告企画の総合プロデュースを手がけ、マンガのコミュニケーションソリューションとしての活用を提案し、新しい市場の開拓に挑んでいる。

 

現在、大阪芸術大学、日本女子大学、宣伝会議各種講座、文化服装学院で教壇に立ち、若い世代の育成にも注力している。また、子供の頃から続けているサッカーは生活の一部。オフの日は、少年サッカーの監督として指導にあたり、多忙な日々を送っている。

 

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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.336(2018年8月1日発行)」に掲載されたものです。

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