2017年12月27日
店内で手作りされるブッラータチーズが美味しい南イタリア料理店
D.O.P. MOZZARELLA BAR
シンガポールリバーからの心地良い風が吹き抜けるキーサイドに2016年7月にオープンしたD.O.P. MOZZARELLA BAR。南イタリア、カンパニア州出身のルカさんが厳選した食材でもてなす南イタリア料理が評判の店。
目玉は何と言っても店内で手作りされるフレッシュチーズ、ブッラータ。
ブッラータとは南イタリア・ブーリア州原産のフレッシュチーズで、夏に食べるのがピッタリのさっぱりとした味。
通常250gのものはブッラータ、半分125gの小さいものはブッラティーナと呼ばれる。
真っ白でつるんとしたモッツァレラチーズにナイフを入れると、生クリームを混ぜ込んだ中身がとろりと出てくる。
アンティパストとして、チーズ、サラダ、そしてビーフ、ハムなどから好きな食べ物をチョイスして大皿でシェアして食べるのがお勧め(写真左下手前・S$32〜)。
さっぱりしたフレッシュチーズとパルマハムなどの塩気のあるものと食べると、絶妙な味のバランスが楽しめる。
また「シンガポールで扱っているのはうちだけじゃないかな?」とオーナーのルカさんが自慢するのは、ひょうたんの形をした水牛のチーズ、カチョカヴァッロ。
その真ん中をくり抜いて器状にしたホームメイド・シャラッティエリ(S$28)は、カンパニア州アマルフィが特産の歯ごたえのあるパスタに濃厚なトリュフソースを合わせた一品。
週末にはイタリアから直接仕入れた魚を使ったスペシャルメニュー(時価)が登場するのでお見逃しなく。
ブッラータチーズやハムなどはお持ち帰り用に販売もしているので、お土産にも適している。


ホームパーティをしている様にくつろげる個室
まるでお洒落な邸宅のリビングルームに居るような心地にさせてくれる個室で、ガラス越しにはシンガポールリバーの景色が楽しめるアットホームな空間。まるで外で食事をしているような開放感を、エアコンの効いた涼しい場所で楽しめるのが嬉しい。平日は最低利用料がS$700、週末はS$1,000。16人まで収容可能。
おすすめメニュー

濃厚なトリュフソースとモチモチとした食感のパスタとの絡み具合がたまらない一品。パスタは南イタリア特産のホームメイドパスタ、シャラッティエリ。(S$28)

揚げたモッツアレラチーズを切ると中からハムとチーズがとろけだす。見た目もインパクトがあり楽しいが、口に入れても思わず笑顔が溢れてしまう美味しさ。(S$17)