<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom" xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/" xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/" > <channel> <title>求人 | AsiaX</title> <atom:link href="https://www.asiax.biz/job/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" /> <link>https://www.asiax.biz</link> <description>シンガポールのビジネス情報サイト</description> <lastBuildDate>Fri, 11 Sep 2020 03:20:59 +0000</lastBuildDate> <language>ja</language> <sy:updatePeriod> hourly </sy:updatePeriod> <sy:updateFrequency> 1 </sy:updateFrequency> <generator>https://wordpress.org/?v=5.7.12</generator> <item> <title>【ウィズ・コロナの働き方】シンガポールの人材活用で変わること</title> <link>https://www.asiax.biz/job/54678/</link> <dc:creator><![CDATA[AsiaX]]></dc:creator> <pubDate>Mon, 10 Aug 2020 03:00:59 +0000</pubDate> <guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=job&p=54678</guid> <description><![CDATA[<p> シンガポール経済、企業、人々に多くの影響を与えたコロナウイルスの感染拡大。6月中旬にPhase2へ移行されて以降、少しずつ日常が戻りつつありますが、まだまだ先行きが不透明な状況が続いています。今回はウィズ・コロナの状況 […]</p> The post <a href="https://www.asiax.biz/job/54678/">【ウィズ・コロナの働き方】シンガポールの人材活用で変わること</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></description> <content:encoded><![CDATA[<p> シンガポール経済、企業、人々に多くの影響を与えたコロナウイルスの感染拡大。6月中旬にPhase2へ移行されて以降、少しずつ日常が戻りつつありますが、まだまだ先行きが不透明な状況が続いています。今回はウィズ・コロナの状況下での人材活用の観点から、シンガポールで変わることについて、いくつかご紹介いたします。<br /> </p> <h2>現在の採用マーケットについて</h2> <p> まずは現状の把握として、Reeracoen Singaporeが週間ごとにシンガポールの大手求人サイトの求人数、求職者数の推移を記録しているデータを共有させていただきます。<br /> <br /> 求人数に関しては、例年通り旧正月明けの2月にピークを迎えましたが、コロナウイルスの感染拡大が続いた3月下旬、サーキットブレーカーに入った4月には急降下し、5月1週目時点ではピーク時の50%まで求人数が落ち込みました。現在は緩やかに回復傾向にあり、7月中にはサーキットブレーカー前の3月下旬の水準まで求人マーケットは戻ってくると見立てています。採用が活発な業界としては、エッセンシャルサービスに指定をされていた大手外資系企業と一部ローカル企業、そしてIT業界の企業との二分化が進んでいる状況です。<br /> <br /> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200801-1-660x411.png" alt="" width="660" height="411" class="aligncenter size-large wp-image-54688" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200801-1-660x411.png 660w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200801-1-320x199.png 320w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200801-1-768x478.png 768w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200801-1.png 1204w" sizes="(max-width: 660px) 100vw, 660px" /><br /> <br /> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200802-660x410.png" alt="" width="660" height="410" class="aligncenter size-large wp-image-54699" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200802-660x410.png 660w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200802-320x199.png 320w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200802-768x477.png 768w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200802.png 1202w" sizes="(max-width: 660px) 100vw, 660px" /><br /> <br /> 一方で求職者数に関しては、サーキットブレーカー初週であった4月1週目は一時的に減っていますが、求人数と比較をすると大きな波がなく、「良いところがあれば転職をしたい」という意向が依然として強いことが見受けられます。<br /> <br /> 最近では、整理解雇や失業率の上昇などのニュースを目にする機会も増えてきており、シンガポール全体を通して考えれば、買い手市場の傾向といえるでしょう。しかし、比較的不況に強い業種、企業が優秀な人材の採用活動に動いている状況が続いていますので、改めて自社の人材採用と採用後の定着・活躍の戦略を見直されることをお勧めします。<br /> </p> <h2>シンガポールで変わること その1<br /> ~リモートワークの推進~</h2> <p> 勤務形態に関しては依然としてリモートワークが推奨されております。おそらく、この傾向は中期的に続いていくと見込まれます。弊社で5月に現職中の登録者に「今後はどのような勤務形態を望みますか?」 とアンケート形式で聞いたところ、全体の66%が在宅勤務を中心とした勤務形態(在宅勤務や必要な時だけオフィス勤務)を望むと回答。コミュニケーションやペーパーワークに課題を感じる一方で、移動時間の削減や時間管理の柔軟性などから在宅勤務を好む人が多いことが見受けられました。<br /> <br /> こういった意見は無視できず、人材の定着を図っていく上でも、企業側も柔軟な対応が求められるでしょう。またアフターコロナの時代においても、新規での人材採用の際には、リモートワークの有無が企業を選ぶ基準として挙がってくることが予想されます。<br /> <br /> 「いかにリモートワークと付き合っていくのか?」……まだまだ考慮、議論の余地はありますが、既存のマネジメント方法、組織体制を変革する時期に来ていると考えます。以下がその変革の例になります。<br /> <br /> ・誰が何の業務にどれぐらい時間をかけて取り組んでいるのか、従業員のタスクを把握する<br /> ・無駄のない適切な人材配置とそれぞれのミッション、責任を明確にする<br /> ・全ての従業員に定量的な目標を設定し、都度振り返り、フィードバックができる状態にする<br /> ・リモート勤務時は定量目標、成果物で判断をする、その反面ガチガチにせず自由度はあって良い<br /> ・オフィスは従業員のエンゲージメントを維持する、高める場と捉える<br /> <br /> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200803-1.png" alt="" width="520" height="439" class="aligncenter size-full wp-image-54700" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200803-1.png 520w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200803-1-265x224.png 265w" sizes="(max-width: 520px) 100vw, 520px" /><br /> </p> <h2>シンガポールで変わること その2<br /> ~出張や移動の制限~</h2> <p> シンガポールをはじめとした各国での入国制限、また空港や飛行機内でのクラスター発生の懸念などがまだまだ拭えない状況です。これまでシンガポールの立地を生かしたマネジメントや営業活動を行なっていた企業にとっては大きな痛手となっています。シンガポール現地法人のあり方の見直し、出張依存型からの脱却をよく耳にするようになりました。営業活動に関しては、後ほど記述しますので、ここではマネジメントのキーワードで現地人材の活用に関する情報をご紹介させていただきます。<br /> <br /> ご存じの方も多いかと思いますが、シンガポール政府は、2013年より「Strong Singaporean Core」の政策を打ち出し、国内の労働人口の3分の2を現地ローカルの労働力で占めるという目標を打ち出しています。これに伴い、外国人のVISA(Employment Pass、Spass)の基準は年々厳しくなっております。<br /> <br /> また今年の10月1日より、新たにMOM(Ministry of Manpower:人材開発省)から我々人材紹介会社に対しても、採用をする企業が年齢、民族、国籍、性別、宗教、身体障害の有無などに基づいて雇用の差別をしていないか、企業が公正な雇用を行なうことを推進しなければならないというルールが制定されることになりました。その他にも、現地人材に対しての再就職支援、教育研修のプログラムなどが多数発表されています。<br /> <br /> これまで日系企業では日本人の責任者、マネージャーが管理をする体制が長年続いていましたが、今回の出張、移動制限によるシンガポール法人のあり方の見直しと政府が本腰を入れる現地人材の活用という流れから、現地化が推進をされるのか否か、動向が注目されます。<br /> </p> <h2>シンガポールで変わること その3<br /> ~既存の営業手法が通用しない~</h2> <p> 上記の出張、移動の制限に関連する項目ですが、人と人の接触が制限される中で、これまでの営業手法も変革が求められています。オフラインからオンラインへ、アウトバウンドからインバウンドへがキーワードに挙がってきています。</p> <h3><strong>オフラインからオンラインへ</strong></h3> <p> これまでの対面営業からオンラインツールを活用した営業手法が主流になっていくでしょう。採用面接も同様です。弊社が6月に在シンガポールの日系企業から聞いたアンケート結果では、70%強の企業が「オンライン商談に切り替えている」、「切り替えを検討している」と回答。元々営業を行っていないという回答を除くと、実に83.5%の企業がオンライン商談に切り替えながら営業活動を行っています。オンライン営業は現場が見られない、顧客の真意がわからないなど、課題がある一方で、出張や移動の時間、経費の削減、時間効率が上がることによって1日の顧客との商談数を最大化できるなどのメリットもあります。<br /> <br /> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200804-2-660x406.png" alt="" width="660" height="406" class="aligncenter size-large wp-image-54701" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200804-2-660x406.png 660w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200804-2-320x197.png 320w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200804-2.png 743w" sizes="(max-width: 660px) 100vw, 660px" /><br /> </p> <h3><strong>アウトバウンドからインバウンドへ</strong></h3> <p> 担当者がオフィスに出社していなかったり、出張や移動が制限されている中で、新規のご挨拶から関係性を構築しビジネスに繋げるなどの既存の営業手法では新規顧客のリード獲得、開拓が困難になっているケースが多く見られます。各社がこれまでの営業手法を変革して、ウェビナーを開催したり、Webマーケティングを強化し、インバウンドの問い合わせを増やしたいという考えが広がってきています。<br /> <br /> 営業手法の変革が余儀なくされている中で、オンライン営業(インサイドセールス)に慣れている外資系企業出身の営業を採用したい、Webマーケティングの知識を持っている人材を採用したいというニーズが増えてきております。またすでに顧客とのパイプを持っている業界経験者の採用をより重視するという流れも増えると予想しております。<br /> <br /> そういった人材を見極め、採用し、定着・活躍を促していくために、ご相談があれば、お気軽にReeracoen Singaporeまでお問い合わせください。</p> <p> </p> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200805-248x224.jpeg" alt="" width="248" height="224" class="alignnone size-medium wp-image-54702" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200805-248x224.jpeg 248w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/07/Reeracoen_200805.jpeg 397w" sizes="(max-width: 248px) 100vw, 248px" /></p> <p> <br /> <strong>Reeracoen Singapore Pte. Ltd. <br /> Regional General Manager <br /> 副島康介</strong><br /> <br /> 大学卒業後、新卒でエン・ジャパン会社に入社し、中途採用支援領域にて営業とマネジメントを経験。2015年に株式会社ネオキャリア/Reeracoen(リーラコーエン)に入社し、フィリピン拠点の立ち上げに従事。2016年1月にシンガポール拠点に異動し、17年より同拠点の責任者に就任。2019年よりシンガポール、フィリピンの2ヵ国の管掌マネージャーとして会社経営に携わっている。<br /> ■E-mail:<a href="mailto:soejima@reeracoen.sg">soejima@reeracoen.sg</a><br /> ■会社ホームページ:<a href="https://www.reeracoen.sg/ja" rel="noopener noreferrer" target="_blank">https://www.reeracoen.sg/ja</a> </div>The post <a href="https://www.asiax.biz/job/54678/">【ウィズ・コロナの働き方】シンガポールの人材活用で変わること</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded> </item> <item> <title>【ウィズ・コロナ後の働き方】リモートワーク成功の秘訣</title> <link>https://www.asiax.biz/job/54202/</link> <dc:creator><![CDATA[AsiaX]]></dc:creator> <pubDate>Wed, 24 Jun 2020 03:00:52 +0000</pubDate> <guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=job&p=54202</guid> <description><![CDATA[<p> ウィズ・コロナの時代は、多くの企業でリモートワークという働き方が一つの選択肢として取り入れられると思います。生産性の向上やリモート環境における人事評価など、いろいろな課題も出てくるでしょう。今回は、お金をかけずに誰もが […]</p> The post <a href="https://www.asiax.biz/job/54202/">【ウィズ・コロナ後の働き方】リモートワーク成功の秘訣</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></description> <content:encoded><![CDATA[<p> ウィズ・コロナの時代は、多くの企業でリモートワークという働き方が一つの選択肢として取り入れられると思います。生産性の向上やリモート環境における人事評価など、いろいろな課題も出てくるでしょう。今回は、お金をかけずに誰もが今からすぐにできるリモートワーク環境下における大切なポイントをいくつかを紹介していきます。<br /> </p> <h2>「信頼と感謝」のマインドセット</h2> <p> リモートワークの成功のポイントは、上司が「部下を信頼すること」から始まります。部下の動向を常に把握していなければ気が済まないとなると、神経をすり減らしてしまうでしょう。リモートワークは、上司のTo Doリストで動くのではなく、自分でリストを作り進捗管理・提案し、能動的に動ける自己管理型の人に向いています。そのようなスタンスが必要であることを部下の方は認識してください。また、ご家族がいらっしゃる方は、仕事に集中できる環境は周りのサポートによって成り立っているという認識を忘れてはいけません。今一度、「あたりまえ」の日常に感謝をし、今すぐ「ありがとう」を伝えてみましょう。<br /> </p> <h2>1日のルーティンを決める</h2> <p> オフィスで勤務していた時には、何時に家を出て、通勤中にニュースをチェックして…のような1日のルーティンがある人が多かったと思います。リモートワーク中も、自分なりのルーティンを決めて実行してみてください。朝は決まった時間に起きる、起きたらエクササイズする、1杯のコーヒーを飲む等、毎日のルーティンで、仕事にメリハリが出てきます。自分は何をすることで仕事モードのスイッチが入るのかを探ってみるもの一つです。<br /> <br /> また、お子様がいる中で仕事をされる方は、特に仕事に集中することが難しいかもしれません。お子様にも、お腹が空く時間、眠たい時間など、騒ぎ出すタイミングがあるでしょう。お子様の時間軸を観察して把握してみることで、仕事に集中できる時間を見つけられるかもしれません。<br /> </p> <h2>結果・目標を意識させる</h2> <p> オフィスで働いていたときは、部下の働きぶり・どの部下がサポートが必要なのかをタイムリーに見ることができていましたが、リモートワークになると目が行き届かなくなります。そのため、社員一人ひとりが自分の役割を認識し、明確な目標を持って、自分を律する必要があります。改めて、下記のように社員全員が自分の役割を明確に理解できているか確認しましょう。<br /> <br /> <strong> ・自分の仕事の範囲を理解しているか?<br /> ・KPIは明確か?<br /> ・自分の役割がどの分野で貢献できるか、という視点で考えられているか?</strong><br /> </p> <h2>リフレッシュをして、たまには息抜きを</h2> <p> 慣れないリモートワークにストレスを感じてしまっている方も多いかと思います。朝起きてまずランニングをしてリフレッシュしたり、休憩時に家でできるエクササイズで体を動かすなどもリフレッシュ方法です。リモートワークの良さは自分で上手に息抜きをしながら仕事ができることです。自分の生産性のリズムを知り、上手に気分転換をして、在宅勤務を有効に進めていきましょう。<br /> </p> <h2>いつも以上にオープンなコミュニケーションを</h2> <p> 今まで直ぐに相談・確認できていたことが、リモートワークではチャットや電話したりしないと聞けなくなるため、コミュニケーションの量は減りがちです。しかし、小さなことでもコミュニケーションが取れる雰囲気作りをし、コミュニケーションを取りやすいようにすることもリモートワーク成功の秘訣です。また、リモートワーク中のマネジメントの方々は、これを機会に今まで以上に社員とコミュニケーションを増やすことを意識してみましょう。<br /> </p> <h2>この試練をチームビルディングの機会に</h2> <p> 日々のチャットやメールでのコミュニケーションはもちろんですが、この際だからこそ、社員との絆を深めるために、WEB上で社員の誕生日や特別な記念日を皆で祝ってみてもいいでしょう。会えない状況の時にこそ、真のチームワークが試されます。この試練を更なるチームビルディングの機会にすることもできます。大変な時期をチームで乗り越えると更なる信頼関係が築けるはず。離れているからこそ、「相手を思いやる心を言葉を形にする」ということが大切です。どんなにITツールが進んでも、それはあくまでも手段。その根底に信頼関係がなければリモートワークは上手く成り立たないのではないでしょうか。<br /> <br /> これからは、「ワークライフバランス」というより、ワーク&ライフの融合というステージに入るでしょう。働き方の変化を恐れず、受け入れ、楽しみましょう。<br /> </p> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/Misaki-Morimura_Pasona-Singapore-1-196x224.jpg" alt="" width="196" height="224" class="alignnone size-medium wp-image-53814" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/Misaki-Morimura_Pasona-Singapore-1-196x224.jpg 196w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/Misaki-Morimura_Pasona-Singapore-1.jpg 227w" sizes="(max-width: 196px) 100vw, 196px" /><br /> <strong>森村 美咲(もりむら みさき)</strong><br /> Pasona Singapore Pte. Ltd.<br /> General Manager / Sales & Marketing Division</p> <p>株式会社パソナ入社後、派遣部門での法人営業、HRコンサルティング部門でソリューション提案営業を担当。2011年に来星し、採用・人事労務・アウトソーシングのサービスに従事。多くの日系企業からの人事にまつわるよろず相談に日々対応中。プライベートでは、5歳児の母として奮闘中。 </p></div>The post <a href="https://www.asiax.biz/job/54202/">【ウィズ・コロナ後の働き方】リモートワーク成功の秘訣</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded> </item> <item> <title>【特集】Chugai Pharmabody Research Pte. Ltd.</title> <link>https://www.asiax.biz/job/53810/</link> <dc:creator><![CDATA[AsiaX]]></dc:creator> <pubDate>Fri, 15 May 2020 03:00:30 +0000</pubDate> <guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=job&p=53810</guid> <description><![CDATA[<p>【会社情報】Chugai Pharmabody Research Pte. Ltd.(CPR) 2012年7月に設立された中外製薬株式会社の100% 子会社である研究所。中外製薬が開発した独自の抗体エンジニアリング技術 […]</p> The post <a href="https://www.asiax.biz/job/53810/">【特集】Chugai Pharmabody Research Pte. Ltd.</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></description> <content:encoded><![CDATA[<h2>【会社情報】Chugai Pharmabody Research Pte. Ltd.(CPR)</h2> <p> 2012年7月に設立された中外製薬株式会社の100% 子会社である研究所。中外製薬が開発した独自の抗体エンジニアリング技術をベースとした革新的な医薬品開発を目的として設立された。現在は中外製薬で開発された技術に留まらず、自社での技術開発にも着手している。従業員数は約120名。9ヵ国の従業員が働く多様性に富む研究所でシンガポール発の革新的医薬品の創出に向け、日夜研究に取り組んでいる。会長は A*STAR(科学技術研究庁)の Chief Scientist である Sr. David Lane、CEOは抗体医薬品関連の世界的研究者である井川智之氏が務める。<br /> </p> <h2>Administration Head:福原 有吾氏</h2> <p><img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/7S0A0419-1-193x224.jpg" alt="" width="193" height="224" class="alignnone size-medium wp-image-53811" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/7S0A0419-1-193x224.jpg 193w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/7S0A0419-1.jpg 323w" sizes="(max-width: 193px) 100vw, 193px" /><br /> <br /> 東京都出身。1999年に中外製薬株式会社にOTC部門の営業担当者として入社後、海外営業部門、4年間のドイツ駐在などを経て 2016年末より現職。人事・経理・購買・総務・広報・コンプライアンスを管轄。どんな状況であっても情熱をもって何事にも取り組んでいく事を心がけている。趣味は日本の家族とのビデオ電話。<br /> </p> <h2>現実に向き合うことから始まった</h2> <p> 「研究所の仕事は、ゼロから何かを作り出す仕事なので、どれだけ働きやすい環境を提供し、効率的に成果を生み出してもらうかが一番大事」と語る福原氏。ほぼ同時期に着任したCEO井川氏と共に、お互いの違いを認め合うような風土ができればという想いから、2017年にダイバーシティ&インクルージョンワークショップを実施した。その中で、全社員に「今の会社に足りなくて、今後みんなにとって働き甲斐のある会社、良い会社になっていくためには、何が必要か?」という質問をした。意外にも、社員から最も多く挙がったキーワードは、「Trust(信頼)」だった。人事を管轄する立場の福原氏としては、正直耳の痛い結果だった。しかし、このワークショップの結果から、自身の活動に対する基本方針を見つけ、逃げずに現実に向き合うことを決めた。以降、「積極的にマネジメントチームから社員に信頼を表す取り組みをしていこう」とマネージャー陣一丸となって取り組み、3年半かけて人事制度・福利厚生の見直しや対話を促すようなワークショップの企画など、さまざまな試みを実施してきた。<br /> <br /> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/IMG_0816-1.jpg" alt="" width="604" height="358" class="aligncenter size-full wp-image-53813" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/IMG_0816-1.jpg 604w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/IMG_0816-1-320x190.jpg 320w" sizes="(max-width: 604px) 100vw, 604px" /><br /> </p> <h2>組織のリーダーの発信力</h2> <p> 中でも印象的な取り組みが、井川氏が四半期に一度全社員の前でメッセージを発信するオールスタッフミーティングだ。会社としての目標、研究ユニット毎の目標、プロジェクトの進捗や年間の総括を全社員で共有する場である。常にこの船(組織)はどこに向かっているのか、キャプテン(CEO)は何を考え、これから先どのように進もうとしているのかを明確に発信しているため、「日系企業で働く社員の悩み」としてよく挙げられるような「先が見えない。マネジメントが何を考えているかわからない」という声は出ていない。また、「自分の仕事が認められていないのでは」という社員の声を耳にした際は、プロジェクトの進捗発表時に、マネージャーが研究に携わった社員一人ひとりの名前をすべて読み上げ、感謝の気持ちを表す取り組みをすぐに実行した。<br /> </p> <h2>「信頼して任せる」ことの大切さ</h2> <p> 日本人ではなく、現地の社員を中心に組織を運営していくことがシンガポールのビジネス社会で生き残る術だとするならば、「社員を信頼して任せること。対話の機会を増やし、どんな小さなことでも認め、感謝の気持ちを伝えることが大切。在宅勤務やフレックス制度も、社員のことを信用していないと成功しない。信頼があるからこそ導入できる」と語る福原氏。対話の機会を持てば、現地社員一人ひとりに違った能力や個性がある事が見えてくる。現地の人材を相手を知る前から色眼鏡でみるのは、非常にもったいないことである。昨今の不安定な情勢だからこそ、今まで以上に社員と向き合い、対話を増やしてみてはいかがだろうか。これらの働きかけは、どの企業でもお金をかけずに今すぐできる取り組みであると思う。今回のインタビューを通して、「信頼して任せる」ことの重要性を改めて実感させていただいた。<br /> </p> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/Misaki-Morimura_Pasona-Singapore-1-196x224.jpg" alt="" width="196" height="224" class="alignnone size-medium wp-image-53814" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/Misaki-Morimura_Pasona-Singapore-1-196x224.jpg 196w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/05/Misaki-Morimura_Pasona-Singapore-1.jpg 227w" sizes="(max-width: 196px) 100vw, 196px" /><br /> <strong>森村 美咲(もりむら みさき)</strong><br /> Pasona Singapore Pte. Ltd.<br /> General Manager / Sales & Marketing Division</p> <p>株式会社パソナ入社後、派遣部門での法人営業、HRコンサルティング部門でソリューション提案営業を担当。2011年に来星し、採用・人事労務・アウトソーシングのサービスに従事。多くの日系企業からの人事にまつわるよろず相談に日々対応中。プライベートでは、5歳児の母として奮闘中。 </p></div>The post <a href="https://www.asiax.biz/job/53810/">【特集】Chugai Pharmabody Research Pte. Ltd.</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded> </item> <item> <title>Vivid Creations Pte Ltd ~資質の「見える化」でメンバー全員イキイキ!~</title> <link>https://www.asiax.biz/job/53470/</link> <dc:creator><![CDATA[AsiaX]]></dc:creator> <pubDate>Tue, 31 Mar 2020 03:30:54 +0000</pubDate> <guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=job&p=53470</guid> <description><![CDATA[<p> 今回ご紹介をさせていただくのは、自治体や行政機関、民間企業向けにイベント、広告、デザイン、PRなど海外でのビジネス開発、ブランド展開におけるあらゆるマーケティング支援を行うVivid Creations。CEOの齋藤氏 […]</p> The post <a href="https://www.asiax.biz/job/53470/">Vivid Creations Pte Ltd ~資質の「見える化」でメンバー全員イキイキ!~</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></description> <content:encoded><![CDATA[<p> 今回ご紹介をさせていただくのは、自治体や行政機関、民間企業向けにイベント、広告、デザイン、PRなど海外でのビジネス開発、ブランド展開におけるあらゆるマーケティング支援を行うVivid Creations。CEOの齋藤氏が2009年にシンガポールでスタートした企業だ。「創造的な対話で本質を理解し、多様性をつなぎ、Vividな未来をつくる」を理念に、シンガポールにおいて現地のバイヤーや業界関係者とのビジネス商談会や、新店舗オープンのPR、シンガポールと日本の医療従事者のシンポジウムの開催など多数のプロジェクトを手掛けている。<br /> <br /> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/03/ph001sasikae-1.jpg" alt="" width="605" height="454" class="aligncenter size-full wp-image-53479" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/03/ph001sasikae-1.jpg 605w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/03/ph001sasikae-1-299x224.jpg 299w" sizes="(max-width: 605px) 100vw, 605px" /><br /> </p> <h2>CEO 齋藤 真帆氏プロフィール</h2> <p><img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/03/Portrait_Maho_2938-1-194x224.jpg" alt="" width="194" height="224" class="alignnone size-medium wp-image-53475" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/03/Portrait_Maho_2938-1-194x224.jpg 194w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/03/Portrait_Maho_2938-1.jpg 258w" sizes="(max-width: 194px) 100vw, 194px" /><br /> <br /> 神奈川県横浜市出身。日本の出版社を経て2005年某メーカーで海外プロジェクトに携わり、2006年にシンガポールの日系企業に就職した後、Vivid Creationsを立ち上げる。2015年にはVivid Creations Japanを設立。経営において「対話」を最も大事にしている。趣味はいろんな国の路地裏を探検することと、料理を作ること。<br /> </p> <h2>「ワンマン経営」から「個を活かす経営」へ</h2> <p> 「きっかけは、出産だった」そう話す齋藤氏。2009年単身ンガポールへ渡航、Vivid Creationsを創業してからここまで事業を成長させてきた敏腕経営者。「創業以来ずっと、自分が頑張って、意思決定をして、この組織をリードしていかなきゃと思っていた」と、その当時の想いを語る。しかし、3年前の妊娠をきっかけに自分がいなくても事業や日々の仕事が回る仕組みが必要になった。その時に齋藤氏はこれまでの「伝える、リードする」経営から、「聞く、対話する」経営へと大きく舵をきった。<br /> </p> <h2>ワークショップで、個々の強みを見える化</h2> <p> 3年前から始めた全社経営会議「Vivid Future Forum」。CEOから一方的に方針を伝える場ではなく、個々の振り返り、次にやりたいことを考え、全社で話し合う場だ。10周年を記念したForumでの目玉が “Strength Finder” を用いたワークショップ。「個々との対話から “ 強み ” を見出してましたが、私一人ですべてを把握することは難しい。そこで外部の分析ツールで、見える化しました」と語る。<br /> <br /> 社内メンバー同士で強みを共有をする中で、どうすれば全員が強みを発揮してチームの成果を最大化できるか考えるワークショップを実施。ワークショップでは「できるだけ楽しく」をモットーに、カラフルなカードを用いたりと、個性を活かすVivid らしくなるよう工夫した。これをきっかけに「私の強みで○○に挑戦したい」「△△さんの強みを借りて、○○を推進したい」など、個々の強みを意識した風土が芽生え始めている。<br /> <br /> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/03/ph002-1.jpg" alt="" width="404" height="303" class="aligncenter size-full wp-image-53477" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/03/ph002-1.jpg 404w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/03/ph002-1-299x224.jpg 299w" sizes="(max-width: 404px) 100vw, 404px" /><br /> ワークショップ後は、1か月ごとに振り返りや翌月のアクションプランなどを考えるフォローアップ研修も欠かさない。今年は、社内コーチを育てることで、皆が強みを活かしながら自発的に組織が良くなる仕組みをつくろうとしている。<br /> </p> <h2>みるみるアップするメンバーの主体性</h2> <p> 「3年前と比べて、メンバーが自ら考え、動くようになりました」と語る齋藤氏。同じ型にはめるのではなく、個々の特徴を把握し、活かすことで昔に比べてマネジメントがしやすくなった。「言われたことでなく、自分で決めたことだからこそ意欲を持ってやりきる」「好きなことや得意なことだから、楽しく仕事に打ち込める」そんな一人ひとりが活き活きと働く組織に変わった。組織の活力は関わる企画・運営の熱量に繋がる。筆者自身、数々の素晴らしいイベントを陰で支えるVivid Creationsのマネジメント、組織運営を垣間見、たくさんの刺激をいただけたインタビューであった。<br /> </p> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/06/Matsumoto-san-221x224.png" alt="" width="221" height="224" class="alignnone size-medium wp-image-50500" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/06/Matsumoto-san-221x224.png 221w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/06/Matsumoto-san.png 222w" sizes="(max-width: 221px) 100vw, 221px" /><br /> <strong>JAC Recruitment Pte Ltd Associate Director<br /> 松本 勇太(まつもとゆうた)</strong><br /> 大阪大学卒業後、人事系コンサルティングファームに入社。採用・組織開発コンサルティングに従事。外資系での人事経験を経て2015年よりJACへ。現在は製造業、金融、ITなど複数の業界にまたがりプレイングマネージャーとして活躍しつつ、シンガポール法人全体のマネジメントを担う。シンガポール国立大MBA。 </div>The post <a href="https://www.asiax.biz/job/53470/">Vivid Creations Pte Ltd ~資質の「見える化」でメンバー全員イキイキ!~</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded> </item> <item> <title>徹底解析!『日系大手アパレル企業』の人事評価制度</title> <link>https://www.asiax.biz/job/53159/</link> <dc:creator><![CDATA[AsiaX]]></dc:creator> <pubDate>Tue, 03 Mar 2020 03:00:57 +0000</pubDate> <guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=job&p=53159</guid> <description><![CDATA[<p>  キーワードは 「成長実感」。常に最先端のファッションが誕生し、多くのブランドが凌ぎを削り合うアパレル業界。 そんな中同社はグローバルに店舗を展開し、 誰からも愛される日本ブランドを確立してきた。 10年間で […]</p> The post <a href="https://www.asiax.biz/job/53159/">徹底解析!『日系大手アパレル企業』の人事評価制度</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></description> <content:encoded><![CDATA[<p> </p> <div class="bg_gray"> キーワードは 「成長実感」。常に最先端のファッションが誕生し、多くのブランドが凌ぎを削り合うアパレル業界。<br /> そんな中同社はグローバルに店舗を展開し、 誰からも愛される日本ブランドを確立してきた。<br /> 10年間でシンガポール内に30店舗弱を構え、人材の入れ替わりが激しいこの国において、どんな評価制度・人事制度を用いて拡大していったのか。<br /> 「人材の定着」というシンガポールで最も人事を悩ませるポイントを攻略し成長させてきた、同社 A氏が語った成功事例を紹介する。 </div> <p> 今回ご紹介させて頂く企業は、アジアのみならずグローバルで3,500店舗以上を運営し、世界で活躍する日系大手アパレル企業。<br /> 同社は、常に新商品を出し続け、世界から愛され注目を集めている。難民への服の供給やペットボトルを服にアップサイクルするなど、サスティナビリティ活動にも非常に力を入れており、業界の最先端で「服のチカラ」を世界に届けている。<br /> </p> <h2>細分化され、綿密に具体化された評価制度</h2> <p> 「とにかく評価されるポイント、評価の基準を明確にする」ことが大切であると同社のA氏は語る。<br /> <br /> グローバルでビジネスをしていくには、日本で慣れ親しんだ評価制度とは違って、入社するローカル社員に対して「どんな行動が評価に値するか、そしてこの基準にアチーブしたら次のステップは何なのか」というポイントを細部まで具体的に示し、事前に説明した上で納得してもらうことが大事であることに気が付くことが必要だった。以前は「どうしたら次のステップに進めるのかがわからない」と声をあげ、やる気が削げている社員をみかけることもあり、日本人に対しての同じコミュニケーションではローカル社員はついてこないと実感したともいう。そこで同社は評価制度を見直し、各項目を細分化・定量的にして「成長実感」を味わえるものにした。<br /> <br /> また、半期に1回だった評価面談の機会も増やした。半期に1回振り返るだけではそのスタッフの「結果」しか見ることができず、その人は成長実感を味わえないのだ。「どんなポジションの社員でも毎月、必ず5分でも上司とプチ評価面談を実施する」ことが大切と語るA氏。毎月少しでも自分の進捗や現状を聞いてもらえ、「次のステップへ必要な働き方」を共有する。上司と部下の目線が常に同じだからこそ、人は成長を実感し、モチベーションを維持できるのだ。<br /> <br /> 「もちろんその際のコミュニケーションの仕方は 9:1(部下:上司)ですよ」と笑顔でA氏は語る。自分の結果に対しての評価が社員にとって必ず納得できるものにすることこそが、同社の強みである。<br /> </p> <h2>経営者候補である新卒の定着に力を入れる</h2> <p> 同社では大きく分けて3つの採用がある。<br /> <br /> 1. 本部採用のいわゆる中途採用<br /> 2. 店舗のスタッフであるアルバイト採用<br /> 3. ビジネスリーダー候補である新卒採用<br /> <br /> この3つの中で、特に新卒の総合職採用と教育に力を入れているという。NUSやNTU等有名大学でセミナーや説明会を積極的に行い、採用した大卒スタッフをどう働かせ、どう評価し、いかに長く働いてもらうかという点に非常に気を使っている。<br /> <br /> 例えば、一般的な「店長」のポジションについては、短大卒・専門卒のアルバイトスタッフ上がりの店長候補に1店舗を任せ、本来のキャリアであれば稼げないような給与と責任を与え、定着を図っている。実際に、この経緯の店長はなかなか辞めないそうだ。<br /> <br /> では新卒についてはどうか?入社をした新卒社員には、まずシンガポールにある店舗のなかから、高難易度となる売り上げの高いキー店舗を任せるのだ。その後、本部の各部署やシンガポールだけではなくグローバルに配置してローテーションしていく。<br /> <br /> なぜそのような働かせ方をするのか?それはシンガポールの大卒者は、常に「もっと面白い仕事がしたい」「もっと自分で考えて会社を動かしたい」と想っているからだ。ここに気付けないで他のスタッフと一緒に働かせていると、まず定着しないとA氏は語る。コミュニケーションを取ってみると、大卒とそうでない人たちとでは考えている内容やスケールは大きく異なっているという。<br /> <br /> 大卒のスタッフにはより大きな仕事やポジションを任せる。評価も店長に与えているようなシンプルなものでなく、少し複雑なものにする。経営の命運を握っているとまで考えているからこそ、大卒の定着にこだわっているのだ。<br /> <br /> 「シンガポールに来たころはベンチャー感が会社にあり、大卒の子も喜んで残ってくれたが、規模が大きくなるにつれて工夫することが多くなった。課題は企業と共に変わり続ける。だから採用は面白い。今後も経営者、幹部候補になりうる中間層のスタッフをもっと教育し、増やしていきたい」とA氏は語っている。<br /> </p> <h2>担当者コメント「社員に成長実感を持たせる」</h2> <p> 海外において社員の評価の仕方、働かせ方は日本のそれと同一にしてはならない。彼らは彼らの働き方とやりがいを持っているからだ。<br /> その点に気を付けた上で、自身が成長をしている実感を社員に与えてあげることが評価者の役目だと考える。自分では気づかないような成長を上司が気付かせてあげ、「できなかったことができるようになっている」 その繰り返しの中で、人は「仕事が面白い」と感じるのだ。<br /> <br /> <strong>【企業カルテ】</strong><br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 徹底的に細分化された社員が納得できる評価制度<br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 月に1回社員の成長進捗を必ずマンツーマンで確認<br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> シンガポールの大卒者にはとにかく大きな仕事を任せ、飽きさせない<br /> </p> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/Sunaga-1.jpg" alt="" width="179" height="190" class="alignnone size-full wp-image-53160" /><br /> <strong>Reeracoen Singapore<br /> Senior Recruiting Consultant<br /> 須長 翔一さん</strong><br /> 1993年生まれ。神奈川県出身。東京の大学を卒業後、人材業界の企業へ就職。3年間働き、「もっと大きなフィールドで活躍したい、成長したい」という想いから、アジアを中心に人材サービスを行うNeo career groupへ転職。フィリピンで発展途上国の人材紹介を経験後、シンガポールへ異動する。日本人10人、ローカルスタッフ約20人と日々精進中。趣味はギターと歌。</p> <div class="clear"> </div> </div>The post <a href="https://www.asiax.biz/job/53159/">徹底解析!『日系大手アパレル企業』の人事評価制度</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded> </item> <item> <title>25 Holdings Pte Ltd (ペット向けECサイト「Perromart」運営会社)</title> <link>https://www.asiax.biz/job/52893/</link> <dc:creator><![CDATA[AsiaX]]></dc:creator> <pubDate>Thu, 06 Feb 2020 03:00:41 +0000</pubDate> <guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=job&p=52893</guid> <description><![CDATA[<p>  シンガポールでも注目度が高いペット業界。それだけライバル企業が多い業界で、Eコマースサイトを中心にシンガポールだけではなく、マレーシア、ベトナム、バングラデシュ、そして日本と5ヵ国に拠点を構えるまでに成長し […]</p> The post <a href="https://www.asiax.biz/job/52893/">25 Holdings Pte Ltd (ペット向けECサイト「Perromart」運営会社)</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></description> <content:encoded><![CDATA[<p> </p> <div class="bg_gray"> シンガポールでも注目度が高いペット業界。それだけライバル企業が多い業界で、Eコマースサイトを中心にシンガポールだけではなく、マレーシア、ベトナム、バングラデシュ、そして日本と5ヵ国に拠点を構えるまでに成長したその理由とは?<br /> すべての拠点で共有する 3 つのポイントと独自の研修制度にとツールを活用したよる風通しの良い組織づくり。<br /> そして、360°を見渡した評価制度によって、さまざまなバックボーンを持つ社員たちが生き生きと活躍している事例を紹介していく。 </div> <p> 今回ご紹介させていただくのは、ペット向け E コマースサイト「Perromart」を運営し、ペットフードなどの自社ブランドの開発も行う25 Holdings Pte Ltd。<br /> シンガポール人のロイ氏とかねてから投資事業を行っていた藤田氏が共同で設立した企業だ。<br /> 設立4年と若い会社であるが、シンガポールでの事業拡大は勿論、既に東南アジアや日本を含む5カ国に拠点も構える等、急成長中の注目企業だ。<br /> <br /> 急成長を遂げている25 Holding社。試行錯誤を重ねながらも、なぜブレずに設立時に目指したミッションを追求できるのか?その秘訣を藤田氏に伺うと、同社に根付いている3つのキーポイントを発見することができた。<br /> </p> <h2>徹底されたMISSION・VISION・VALUEの共有</h2> <p> 同社には、設立時にロイ氏と藤田氏で決めていることがある。MISSIONとなる「To build the bond between Pets and Humans for a lifetime (ペットと人の間の生活をより密接なものにする)」と、「No.1 Pet – Care Brand in the World (世界一のペットケアブランドになる)」というVISION。加えて、5ヵ国の拠点メンバーで話し合って決めたVALUEも大切にされている。<br /> <br /> ビジネスを進める上では、重要な決断をする場面は多く、さまざまなバックグラウンドを持つ従業員たちの「やり方」は千差万別だ。<br /> <br /> そのような状況でもぶれずに企業として発展できたのは、MISSION・VISION・VALUEという柱が社員全員のマインドにあるためだ。<br /> <br /> 「ある従業員が、相談なく勝手に物事を進めてしまったことがあります。普通だと怒る場面ですが、理由を聞くと『MISSIONに基づいて考えてそうした』と。であれば、間違った方向には進んでいない。なので、『OK、じゃあこれからはどう進めていけば、よりよい結果になるかな』と建設的な話が出来ます」と、藤田氏は語る。<br /> </p> <h2>国外の全拠点すべても含めた社内コミュニケーション</h2> <p> 同社がもう1つ重視しているのは、各拠点間のコミュニケーションだ。この点において、「シンガポールでの研修制度」「全社Whats Appグループ」といった特徴的な取り組みが行われている。きっかけは拠点間のコミュニケーションで、「返事や反応がなかなか無い。催促したり、次の連絡をしたりすることが億劫になる」といった問題が起こったことだった。それから、内定者は、研修を兼ねて1週間から1ヵ月の間、シンガポールの拠点に来てもらうことにしたそうだ。<br /> <br /> 日中は研修を行い、夜はシンガポールの社員たちと上下や国籍の隔たりも関係なく交流し、信頼と絆を築いてから各々の拠点に戻る。すると、自ずとコミュニケーションは円滑になり、企業内で情報が滞ることが減っていく。<br /> </p> <h2>評価制度</h2> <p> 同社では、「数字(目標達成度)」+「専門性」+「人柄」の3点で人物を360°から評価する制度を採っている。<br /> <br /> 数字面は、数値目標をどれだけ達成できたか。<br /> <br /> 専門性とは、ペット業界や自身の職種についての専門性が、どれほど養われたかを測る。<br /> <br /> 人柄は、働く姿勢などがVALUEに沿っているかどうかという観点から評価する。定性評価は、自己評価と他己評価がズレることもあるそうで、そういうときはオブラートに包まず、はっきり評価を伝えるとのこと。数字や専門性だけでなく、多方面から評価して常に話し合っているからこそ出来ることだという。そして、正当に評価されているという実感はモチベーションへとつながっていく。<br /> <br /> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/25value.jpg" alt="" width="521" height="198" class="aligncenter size-full wp-image-52894" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/25value.jpg 521w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/25value-320x122.jpg 320w" sizes="(max-width: 521px) 100vw, 521px" /></p> <h2>まとめ</h2> <p> 多様な人材が生き生きと活躍し、Eコマースを機軸にぶれずに成長し続けられる要素は、このカルテの3点がキーポイントになっていると感じた。MISSIONを成し遂げる為に、他に業態に駒を進める未来もあるかもしれない。そんな可能性を感じられる良い会社であると感じた。<br /> <br /> <strong>【企業カルテ】</strong><br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 徹底された MISSION・VISION・VALUE の共有<br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 国外の全拠点すべても含めた社内コミュニケーション<br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 評価制度は「人柄」+「専門性」+「数値(目標達成度)」<br /> </p> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/IMG_8249_修正-1-320x219.jpg" alt="" width="320" height="219" class="alignnone size-medium wp-image-52896" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/IMG_8249_修正-1-320x219.jpg 320w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/IMG_8249_修正-1-492x338.jpg 492w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/IMG_8249_修正-1.jpg 572w" sizes="(max-width: 320px) 100vw, 320px" /><br /> <strong>Co-founder and CFO<br /> 藤田 英輝(ふじた ひでき) 氏</strong><br /> 慶應義塾大学大学院在学中に VC(ベンチャーキャピタル)を知り、卒業後に JAFCO(ジャフコ)に入社。<br /> 同社にてベンチャー企業への投資や、人事(採用・研修・評価等)を手掛ける。<br /> 投資先への株主としての経営や、自社の経営陣との仕事を経験する中で、より本質的に事業に関わりたいという考えと、かねてからのグローバル志向の元、GREE の海外戦略・企画室でのキャリアを経て、2014 年からシンガポールにて投資事業と事業立ち上げを行っている。 </div> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/Nick-1a_修正-1-175x224.jpg" alt="" width="175" height="224" class="alignnone size-medium wp-image-52904" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/Nick-1a_修正-1-175x224.jpg 175w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2020/02/Nick-1a_修正-1.jpg 248w" sizes="(max-width: 175px) 100vw, 175px" /><br /> <strong>Good Job Creations (Singapore) Pte. Ltd. Manager<br /> 塩崎 拓臣さん</strong><br /> 1992年生まれ、奈良県出身。<br /> 小中学生の頃、中国に住んだことをきっかけに中華圏で活躍できる人になりたいと思うようになり、大学卒業後にWILL GROUP, INC.に入社、同社傘下のGood Job Creations (Singapore) Pte. Ltd.に配属。<br /> 現在6人のメンバーと共に日々精進中。趣味はゲームとエビ釣り。</p> <div class="clear"> </div> </div>The post <a href="https://www.asiax.biz/job/52893/">25 Holdings Pte Ltd (ペット向けECサイト「Perromart」運営会社)</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded> </item> <item> <title>大手日系消費財メーカー</title> <link>https://www.asiax.biz/job/52621/</link> <dc:creator><![CDATA[AsiaX]]></dc:creator> <pubDate>Sat, 04 Jan 2020 03:00:27 +0000</pubDate> <guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=job&p=52621</guid> <description><![CDATA[<p>  海外事業拡大に欠かせない現地の次世代リーダー。 リーダー育成にコミットした企業だけが人材獲得競争、その先にある事業成長を手にすると言っても過言ではない。 ビジネスをドライブする人材を採用し、育て、惹きつけ続 […]</p> The post <a href="https://www.asiax.biz/job/52621/">大手日系消費財メーカー</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></description> <content:encoded><![CDATA[<p> </p> <div class="bg_gray"> 海外事業拡大に欠かせない現地の次世代リーダー。<br /> リーダー育成にコミットした企業だけが人材獲得競争、その先にある事業成長を手にすると言っても過言ではない。<br /> ビジネスをドライブする人材を採用し、育て、惹きつけ続けるタレントマネジメントとは何か。海外現地法人におけるタレントマネジメントを成功に導く要諦は何か。<br /> JAC Recruitment が、 次世代リーダーの育成にコミットしている企業を紹介する。 </div> <p>大手日系消費財メーカー。シンガポールに東南アジア統括拠点を構え、事業のグローバル展開を加速している。<br /> 東南アジアで1,000人以上の従業員を有する。人事制度は事業戦略に大きく関わるため、社名は非公開。<br /> </p> <h2>なぜ制度の抜本的改革が必要だったか<br /> ~人事は戦略に従う~</h2> <p> 消費財メーカーとして、新興市場で事業を拡大していくうえでの競合は日系だけでなく、外資系や現地企業である。また、各国の消費者ニーズやビジネス慣習を深く理解して、ビジネスを拡大していくには現地の優秀な人材の確保が欠かせない。つまり、アジアにおける人材獲得競争の相手も日系企業ではなく、外資系企業や現地の有力企業だ。現地の優秀な人材を惹きつけ、活躍してもらうためには、彼らが魅力と感じる組織づくりが必要であった。</p> <h2>改革に必要不可欠なこと ~トップの覚悟~</h2> <p> 歴史ある企業での組織構造や人事制度の改革は容易ではない。海外進出が早かった同社には40年以上の歴史を持つ海外現地法人も存在していたこともあり、現地法人の同意を得ることは困難を極めた。それでも変革を推し進めることができた背景には、人事ヘッドの後ろ盾に本社役員クラスの「海外事業を加速していくうえで、組織及び人事変革は欠かせない」という強い信念があったからだ。<br /> 表面的に他社の人事制度のベストプラクティスを真似するのは容易である。しかし、人事制度の抜本的改革には必ず痛みを伴い、制度変革を人事部だけで推し進めることはできない。トップの覚悟が同社を動かした。</p> <h2>タレントマネジメント5つの要素</h2> <p> 人こそが未来の事業をつくる。そのためには、適切な人材を適切な場所にアサインし、育てていくタレントマネジメントが欠かせない。トップの覚悟のもと、外部から登用されたメンバーと既存の人事メンバーが協同して、ゼロから新たな人事制度を構築していった。同社のタレントマネジメントフレームワークは「人員計画」「採用」「育成」「評価/報酬」「タレントレビュー」と5つの要素から構成されている。<br /> <br /> <strong>1.「人員計画」</strong><br /> 多くの日系企業では、昨年比ベースなどを基準にした大雑把な人員計画が立てられることが多いが、同社は厳格なポジション管理を徹底し、事業開始時点から必要な職務と数を特定している。<br /> <br /> <strong>2.「採用」</strong><br /> Job description(職務記述書)に沿った採用を徹底。優秀な人材を採用するために、給与条件などは社内のポジションを参考にするのではなく、競合を含めた多国籍企業の給与相場を参考に競争力のある報酬を設定している。<br /> <br /> <strong>3.「育成」</strong><br /> 形式的な階層別研修や専門スキルの研修だけではなく、現状と将来期待する役割と能力のギャップを埋める研修を実施。さらに将来事業を担うリーダーを育成するためのリーダーシッププログラムを開発した。<br /> <br /> <strong>4.「 評価/報酬」</strong><br /> 職能資格制度(年功序列)ではなく、職務に基づいた業績評価とプロセスにおけるバリュー評価を実施し、それに応じた報酬を支払う。<br /> <br /> <strong>5.「タレントレビュー」</strong><br /> 一定の役職以上の職員をマトリックスでプロットし、成長を促すアサインメント(人員配置)によって次世代リーダーを育てる。なお、それ以外の役職員に対してもビジネスを推進するために必要な支援や異動を行う。<br /> </p> <div class="img-box"> <div class="left"> <div class="img"><img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/12/Vol353_P26-27_HR-column_page-0002.jpg" alt="" width="538" height="230" class="aligncenter size-full wp-image-52622" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/12/Vol353_P26-27_HR-column_page-0002.jpg 538w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/12/Vol353_P26-27_HR-column_page-0002-320x137.jpg 320w" sizes="(max-width: 538px) 100vw, 538px" /></div> </div> <div class="right"> <div class="img"><img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/12/Vol353_P26-27_HR-column_page-0002-1.jpg" alt="" width="524" height="256" class="aligncenter size-full wp-image-52623" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/12/Vol353_P26-27_HR-column_page-0002-1.jpg 524w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/12/Vol353_P26-27_HR-column_page-0002-1-320x156.jpg 320w" sizes="(max-width: 524px) 100vw, 524px" /></div> </div> </div> <div class="clear"> </div> <div class="bg_gray"> – 担当者コメント –<br /> <strong>「日本からではなく、 海外発で人事変革を」</strong><br /> 本社の強いコミットメントのもと、東南アジアでの事業拡大を実現するために人事機能を強化する必要があった。<br /> アジア統括拠点の人事責任者は、あえて日本本社から送らず、グローバル企業(外資系)で人事ヘッドを務めた経験者を外部から登用し、大きな権限を付与した。 </div> <div class="clear"> </div> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/12/Yuta-Matsumoto-1-191x224.jpg" alt="" width="191" height="224" class="alignleft size-medium wp-image-52624" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/12/Yuta-Matsumoto-1-191x224.jpg 191w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/12/Yuta-Matsumoto-1.jpg 204w" sizes="(max-width: 191px) 100vw, 191px" />JAC Recruitment Pte Ltd<br /> Associate Director<br /> <strong>松本 勇太さん</strong><br /> <br /> 大阪大学卒業後、人事系コンサルティングファームに入社。採用・組織開発コンサルティングに従事。その後、外資系企業にて人事を経験。2015年に来星しJACリクルートメントへ入社。日系企業向けのリクルートメントコンサルタントとして活躍しながら、3部門のマネジメントを担う。シンガポール国立大MBA取得。</p> <div class="clear"> </div> </div>The post <a href="https://www.asiax.biz/job/52621/">大手日系消費財メーカー</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded> </item> <item> <title>Leng Aik Engineering Pte Ltd (協和エクシオグループ)</title> <link>https://www.asiax.biz/job/52330/</link> <dc:creator><![CDATA[YamaguchiRie]]></dc:creator> <pubDate>Mon, 25 Nov 2019 01:00:24 +0000</pubDate> <guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=job&p=52330</guid> <description><![CDATA[<p> 最近シンガポールへの新規進出やビジネス拡大において目立つのが、日系企業によるローカル企業の買収。買収後、日本からマネジメントを送ったのはいいものの、会社の雰囲気・文化が全く異なり、なかなか融合がうまくいかない、マネジメ […]</p> The post <a href="https://www.asiax.biz/job/52330/">Leng Aik Engineering Pte Ltd (協和エクシオグループ)</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></description> <content:encoded><![CDATA[<p> 最近シンガポールへの新規進出やビジネス拡大において目立つのが、日系企業によるローカル企業の買収。買収後、日本からマネジメントを送ったのはいいものの、会社の雰囲気・文化が全く異なり、なかなか融合がうまくいかない、マネジメントのやりたい方向に向かわない、という声も耳にする。そんな中、どのように人事制度構築を進めていったらよいのか。ローカル社員を抱える会社にとっても参考になるイチオシ企業の事例を PASONA が紹介する。<br /> </p> <div class="bg_gray">会社豆知識<br /> <strong>Leng Aik Engineering Pte Ltd (協和エクシオグループ)</strong><br /> 今回、是非ご紹介したいのが、MRT やビル建設における電気・空調・換気・防火・防災などの総合設備工事を行っているLeng Aik Engineering Pte Ltd(以下 LAE)。シンガポール人オーナーのタン・ショウ・レン (Tan Seow Leng) 氏によって創業された20年の歴史を持つローカル企業だが、2018年11 月にグローバル事業の拡大に注力する協和エクシオグループに加わり、新たなスタートを切った。</div> <p> <br /> <strong> 2019年2月に協和エクシオの日本本社からLAEに加わった木村氏が、どのようにローカル企業との融合を図っていったのか、新たな人事制度構築に取り組む上での秘訣についてお話を伺った。</strong><br /> </p> <h2>赴任時の木村氏のミッションとLAEの現状</h2> <p> <br /> シンガポールを基点として、協和エクシオの重要な成長分野である都市インフラビジネスの拡大を図ること、併せてグローバルビジネス全体を成長させることが木村氏に与えられたミッション。既に当地にて20年の歴史と実績を誇るLAEだが、オーナー色の強い家族経営企業ゆえ、コーポレートとしての基本部分、人事制度や権限規定などが皆無の状態であった。会社としてさらに成長・発展していくために、まずファンダメンタルズの整備が急務と考え、皆で一丸となって取り組んできた。<br /> </p> <h2>まずは社員との信頼関係作りが大切</h2> <p> <br /> 協和エクシオとはどんな会社なのか、木村氏自身がどんな人なのかを理解してもらうことが第一歩と考え、着任後どのような戦略で会社を成長させていくかをオーナーと連日、真剣に話し合った。<br /> 社員に対しても同様に、まずは自己開示から始めた。自己紹介のスライドを作成し、会社全体のWhatsApp(ワッツアップ)に掲載。社員からの反応も良く、Welcome!!という返信が相次いだという。また、社員の名簿をもとに一人一人に挨拶に回ったり、幹部とは個別面談も実施。彼らが長年大事にしてきた週1のコーヒーミーティングにも参加をして、とにかく自分自身を知ってもらうこと、どういう想いで何をしにシンガポールに来たのかを共有すること、そして彼らの話を聞くことに徹した、という。ローカルスタッフと信頼関係を構築するために大事なことは、お互いリスペクトすること、そして本音で語り合うこと。想いに共感してもらい「仲間」を作ることで次のステップに進むことができた、と木村氏は語る。<br /> </p> <h2>新たな人事制度をどのように構築していったのか</h2> <p> <br /> LAEにはこれまで評価シートはあったものの、体系化された人事制度は存在しなかった。今後会社を大きくしていく上で人事制度の構築は必須と考え、オーナーに相談し、構築をスタートした。<br /> 目指したのは、公平性と透明性。この2つを実現するために、協和エクシオの海外現地法人で実際に運用されている人事制度をベンチマークとした。さらに協和エクシオの業務定義書を参考に求めらる知識・経験、要求条件などをLAEの実情に合わせてカスタマイズしていった。また、過去の経験から「責任を持って管理できるのは5人まで」という考えを元に、社内の組織構成を明確化。社員が次のステップを目指しやすいように基準を作り上げていった。<br /> </p> <div class="bg_gray">企業カルテ<br /> 一方的に制度構築を進めていくのではなく、まずはどういう想いで、何をしに日本から来たのかをローカル社員に面と向かって伝えること、「一緒に会社をよくしたい」という木村氏の本音のコミュニケーションが、うまく融合が進んでいるポイントだと感じた。ローカル社員との関係構築に課題を感じている会社にとっても参考になる事例である。</div> <p> </p> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/11/HR_352_1-312x224.png" alt="" width="312" height="224" class="alignleft size-medium wp-image-52332" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/11/HR_352_1-312x224.png 312w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/11/HR_352_1.png 416w" sizes="(max-width: 312px) 100vw, 312px" /><strong>Managing Director<br /> 木村 節哉(きむらせつや)氏</strong><br /> Managing Director の木村氏は北海道大学を卒業後、1979 年、電電公社(現 NTT)に入社。その後 NTT コミュニケーションズ、NTT ドコモでアジアの海外現地法人を歴任し、2015 年、協和エクシオに入社。当地には同社のグローバルビジネス拡大のため、2019 年に来星した。<br /> <br /> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/11/HR_352_2-300x224.png" alt="" width="300" height="224" class="aligncenter size-medium wp-image-52333" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/11/HR_352_2-300x224.png 300w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/11/HR_352_2.png 638w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /> </div> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/11/HR_352_Ms.Nonura-186x224.png" alt="" width="186" height="224" class="alignleft size-medium wp-image-52334" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/11/HR_352_Ms.Nonura-186x224.png 186w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/11/HR_352_Ms.Nonura.png 203w" sizes="(max-width: 186px) 100vw, 186px" />著者プロフィール<br /> <strong>Pasona Singapore Pte. Ltd.<br /> Senior Sales Executive<br /> 野村 麻里子さん(のむら まりこ)</strong><br /> 株式会社パソナキャリア(現:株式会社パソナ)入社後、IT業界向けに人材紹介の営業を担当。2016年4月に来星し、日系・外資系企業向けの採用・人事・労務・アウトソーシングのサービス全般の営業を担当。<br /> <br /> </div>The post <a href="https://www.asiax.biz/job/52330/">Leng Aik Engineering Pte Ltd (協和エクシオグループ)</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded> </item> <item> <title>タカラベルモントグループ</title> <link>https://www.asiax.biz/job/51900/</link> <dc:creator><![CDATA[YamaguchiRie]]></dc:creator> <pubDate>Fri, 25 Oct 2019 01:00:15 +0000</pubDate> <guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=job&p=51900</guid> <description><![CDATA[<p> 生産性の向上を図るべく、企業独自の評価に基づいて社員を育成する「人事評価制度」。 この充実度の可否が企業の行く手を決めると言っても過言ではない。選ばれる企業とは何か。 会社経営に大切な「ビジョン」の明確化、それに沿 […]</p> The post <a href="https://www.asiax.biz/job/51900/">タカラベルモントグループ</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></description> <content:encoded><![CDATA[<p> 生産性の向上を図るべく、企業独自の評価に基づいて社員を育成する「人事評価制度」。<br /> この充実度の可否が企業の行く手を決めると言っても過言ではない。選ばれる企業とは何か。<br /> 会社経営に大切な「ビジョン」の明確化、それに沿った具体的な業務目標を明示しつつ、どう社員の士気を鼓舞していくか。<br /> 人材会社が選ぶ人材評価制度の充実したイチオシの企業を紹介する。<br /> </p> <div class="bg_gray">会社豆知識<br /> <strong>タカラベルモントグループ (本社大阪市中央区)</strong><br /> 今回是非ご紹介したいのが、美容室向け設備メーカーのタカラベルモントグループ。<br /> 鋳物工場として 1921 年に創業後、理容・美容部門に進出し、以来、理美容機器、化粧品、医療機器などを専門に取り扱ってきた。同社が手掛けた「電動理容イス」が国内外で大ヒットし、今では同製品で業界シェアNo.1を誇る。シンガポールには1975 年に駐在事務所を開設。<br /> 2014年にアジア・オセアニア地域の統括拠点として法人化し、5年目を迎える。</div> <p> </p> <h2>定量面と定性面での評価</h2> <p> <br /> 定量面での評価は、定性面に比べて行いやすい。会社の売上目標に対して、各営業が背負っている数字を達成しているかいないかを年、半期、四半期、月ごとで確認する。同社のすごいところは、この図りづらい定性面の評価制度が明確化され、徹底されているところだ。<br /> </p> <h2>徹底されたビジョン共有によるキャリアプランの目視化</h2> <p> <br /> 人の採用時にはトップ自らが面接に入り、会社の目指すビジョンを共有する。徹底して会社の目指すところをオープンに話すことで、各々の働くイメージもつきやすくなるのが狙いだ。螺旋階段を登るかのように先が見えないと、社員のモチベーションは下がり、働く意義を見失っていく。それを防ぐために、キャリアプランを可視化し、社員に共有している。個が尊重されることにより、納得感が生まれる。会社全体のビジョンを叶えるために、自分はどういった役割を担う必要があるか、想像しやすくなる。どれをどこまで達成すれば次のポジションに上がれる、ゆくゆくは更に上がり、こうなる、といったように目指す目標が明確化されることで、社員も闇雲に働いてるという感覚を持つことはなく、高いモチベーションを維持したまま働くことができる。仮にずれたとしても、明確化しているため、指摘もしやすい評価制度なのだ。</p> <p> </p> <h2>社員とのコミュニケーションを欠かさない</h2> <p> </p> <p> 月の半分が出張という永川氏だが、どんなに多忙でもオフィスにいる際、業務の10%は社員とコミュニケーションを取る時間に充てるという。“トップダウンで現場が見えていない経営者”や“管理経営者”にならないために、日々のコミュニケーションを欠かさないことで、スタッフの意見も吸い上げつつ、決定事項にも巻き込むことができる。そうして初めて、民主主義的経営が可能となるわけだ。日々、社員の働きを間近に見、感じることができるのも、定量面以外の定性面での評価に繋げることもできる。逆も然り。社員も日々社長と一緒に働くことで、会話の中から経営状況をオンタイムで聞くことが出来るので、自分の頑張りがどれほど会社の貢献につながっているのか、なぜ忙しくて残業しなければいけないのかなどが日頃から予測・理解することができ、不満や不当と思うこともなくなる。また、堅苦しいミーティングという名のもとに話すのではなく、気軽にその場で社員同士でも話ができるように、社内の座席のレイアウトも工夫されている。とても広くて綺麗なミーティングルームがあるのだが、ほぼ使うことがないのだという。</p> <h2>工夫された人事制度</h2> <p> こうした従業員が納得できる評価を打ち出すことができ、企業が納得できるパフォーマンスを全員があげるといったような環境作りは、永川氏の今までの経験で培われたものもあるが、継続する日々の行動・コミュニケーション量・信頼から成し得る技である。<br /> </p> <div class="bg_gray">企業カルテ<br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 企業のビジョンや経営方針、目標の明示<br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 人材の最適な配置や待遇の決定<br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 社員の人材育成<br /> <br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 明確であるか<br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 具体性があるか<br /> <img src="https://s.w.org/images/core/emoji/13.0.1/72x72/2714.png" alt="✔" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /> 絶対評価であるか</div> <p> </p> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/10/永川氏-171x224.png" alt="" width="171" height="224" class="alignleft size-medium wp-image-52017" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/10/永川氏-171x224.png 171w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/10/永川氏.png 217w" sizes="(max-width: 171px) 100vw, 171px" /><strong>「人を思いやる」人事制度を考えあげた<br /> MD 永川 源氏</strong><br /> マネージングダイレクターの永川源氏は米国の大学を卒業後、金融機関を経て、1997 年にタカラベルモントに入社。日本からアジア圏を管轄する業務に従事した後、イギリス・カナダに 10年駐在。当地には統括拠点立上げのため、2014 年に来星した。入社以来「人を思いやる会社を作ることだけを考え、邁進して来た」という。<br /> 求職者からの同社の人気は圧倒的で、特に面接が終わった後の反応がすこぶるいい。「素晴らしい会社だからどうしても入りたい」「会社方針、評価制度を丁寧に説明してもらった。とてもわかりやすかった。是非入りたい!」とほぼ全員が声を揃えて、タカラベルモントに入社したいというのだ。求職者を虜にするこの企業の人事制度とは一体どんなものなのか?</div> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/10/Ms.Yamamoto.png" alt="" width="139" height="170" class="alignleft size-full wp-image-51902" />著者プロフィール<br /> <strong>Good Job Creations (Singapore) Pte.Ltd<br /> Senior Business Development Executive<br /> 山本 祐子(やまもと ゆうこ)<br /> Regional General Manager</strong><br /> 1991年、京都生まれ。自動車部品専門商社にて勤務後、学生時代のカナダ留学の経験を活かすべく、2016年に来星し、Good Job Creations(Singapore)Pte. Ltd.に入社。趣味はテニスとダイビング。</div>The post <a href="https://www.asiax.biz/job/51900/">タカラベルモントグループ</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded> </item> <item> <title>人材の定着に向けて</title> <link>https://www.asiax.biz/job/51540/</link> <dc:creator><![CDATA[YamaguchiRie]]></dc:creator> <pubDate>Wed, 25 Sep 2019 01:17:28 +0000</pubDate> <guid isPermaLink="false">https://www.asiax.biz/?post_type=job&p=51540</guid> <description><![CDATA[<p>  私は現在 Reeracoen グループのシンガポール法人、フィリピン法人、インド法人の責任者を兼任しており、3ヵ国で 100 名強の従業員とともに働いております。人材サービス会社として、一人ひとりの従業員こ […]</p> The post <a href="https://www.asiax.biz/job/51540/">人材の定着に向けて</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></description> <content:encoded><![CDATA[<p><strong> 私は現在 Reeracoen グループのシンガポール法人、フィリピン法人、インド法人の責任者を兼任しており、3ヵ国で 100 名強の従業員とともに働いております。人材サービス会社として、一人ひとりの従業員こそが、我々のサービスの差別化だと考えています。より良いサービスを届けていくためにも、従業員を定着させ、それぞれの習熟度をあげて、成長に繋げていくことが不可欠です。まだまだ若輩者ですが、弊社の取り組みを共有させて頂くことで、少しでも参考になることがあれば幸いです。</strong><br /> </p> <h2>全ての起点は関係の質から始まる</h2> <p><img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/09/HR-column_2-320x174.png" alt="" width="350" height="190" class="alignright size-medium wp-image-51545" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/09/HR-column_2-320x174.png 320w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/09/HR-column_2.png 511w" sizes="(max-width: 350px) 100vw, 350px" /><br /> “組織の成功循環モデル”という考え方はご存知でしょうか。<br /> 図のように、関係の質が思考の質に影響し、思考が行動に影響し、行動が結果に影響するという考え方です。<br /> 関係の質、すなわち「人」と「人」の関係性の質。職場で考えれば、経営陣と従業員、従業員同士の関係性を密にしていくという考え方です。<br /> 当たり前の考え方ですが、マネジメントをしていく立場として、日々忙しい中で結果も求められると、どうしてもトップダウン型で従業員の行動や思考に対しての改善要求になりがちです。結果が出ているうちは良いですが、仮に良い結果に繋がらず、会社の業績は上がらず、従業員は離職…。まさに負の循環です。<br /> またトップダウン型の組織では、上司と部下の関係に恐怖と委縮が生じて、都合の悪いことが報告されなくなる傾向にあります。よって経営上、大切な意思決定をするための情報も上がって来ず、打ち手が遅れてしまう。こちらも負の循環です。<br /> お恥ずかしながら、弊社はこの負の循環を何度か繰り返してしまっていました。組織として、関係の質の向上を意識して、運営をするようになってからは、従業員の離職が減り、社内で意見が通りやすくなり、業務の遂行度も上がり、結果も段々と伴ってくるようになりました。<br /> </p> <h2>関係の質を向上させるためのステップ1</h2> <p><strong>〜一人ひとりの人物タイプを理解する〜</strong><img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/09/HR-column_1-272x224.png" alt="" width="272" height="224" class="alignright size-medium wp-image-51544" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/09/HR-column_1-272x224.png 272w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/09/HR-column_1.png 319w" sizes="(max-width: 272px) 100vw, 272px" /><br /> 図のような”ソーシャルスタイル理論”の考え方に基づいて、まずは一人ひとりのスタイルを理解すること。その上で、私は自分のスタイルではなく、相手のスタイルに合わせたコミュニケーションを取っていくことを心がけています。<br /> 仕事においてのアドバイス、フィードバック、普段の何気ない一言においても、まずは意識をして、実践していくことが大切だと考えています。思うように実践できなかったとしても、その積み重ねが相手にとって’’自分の事を理解してくれているな!’’の安心感に繋がります。<br /> <br /> ※ソーシャルスタイル理論とは、1968年にアメリカの社会学者であるDavidMerrillが提唱したコミュニケーション理論です。日本でも営業やマネジメントの際に、頻繁に用いられる考え方の一つです。<br /> </p> <h2>関係の質を向上させるためのステップ2</h2> <p><strong>〜1 on 1 ミーティング〜</strong><br /> 関係の質を向上させるために、私が最も重視していることは、1 on 1ミーティング(対面での1対1の面談)です。ベストな頻度は月に1回(無理なら隔月1回)、時間は1人当たり15〜30分程度で、全従業員と実施しています。<br /> 話すテーマは自由で、業務やキャリアの話、プライペートな話、愚痴が溜まっているメンバーのガス抜き、困っていることや悩んでいることにアドバイスをしたり、1対1で向き合う時間にしています。<br /> また、この1 on 1ミーティングをより有意義な時間にするために、私は3つのルールを設定しています。<br /> <br /> ◇ Open Mind(本音で話そう!)<br /> お互いに建前ではなく、本音で思っていることを話しましょう。<br /> ◇ Confidential(他言は禁止!)<br /> 話した内容はお互いに他言はしない。私も他の経営陣やマネージャー、関係者に他言をすることはありません。<br /> ◇ Not Evaluate(評価しない!)<br /> このミーティングでの発言によって、その従業員の人格や能力を評価することはない。<br /> <br /> 上記ルールを用いることで、面談時に、より「人」と「人」としてのコミュニケーションが取れるようになったと実感しています。<br /> ぜひ人材採用、その他人材に関するお悩みがございましたら、お気軽に弊社にお問い合わせ下さい!</p> <div class="bg_gray"> <img loading="lazy" src="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/09/Mr.Soejima_large-230x224.jpg" alt="" width="230" height="224" class="alignleft size-medium wp-image-51585" srcset="https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/09/Mr.Soejima_large-230x224.jpg 230w, https://www.asiax.biz/wp-content/uploads/2019/09/Mr.Soejima_large.jpg 416w" sizes="(max-width: 230px) 100vw, 230px" />著者プロフィール<br /> <strong>Reeracoen Singapore Pte. Ltd.<br /> 副島 康介(そえじま こうすけ)<br /> Regional General Manager</strong><br /> 大学卒業後、新卒で大手人材サービス会社に入社し、営業とマネジメントを経験。2015年に株式会社ネオキャリア/Reeracoen(リーラコーエン)に入社し、フィリピン拠点の立ち上げに従事。2016年1月にシンガポール拠点に異動し、17年より同拠点の責任者に就任。19年よりシンガポール、フィリピン、インド、3ヵ国の管掌マネージャーとして会社経営に携わっている。</div>The post <a href="https://www.asiax.biz/job/51540/">人材の定着に向けて</a> first appeared on <a href="https://www.asiax.biz">AsiaX</a>.]]></content:encoded> </item> </channel> </rss>