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学習

2016年5月16日

子供の将来のために知っておきたい ローカルインターナショナルスクール

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国際色豊かな環境に恵まれているシンガポールでの子育てを魅力的に感じる日本人家庭も多いのではないでしょうか。その分、大きく悩むのが子供の進学先。どの学校に通わせようかと考えた際に必ず候補に挙がるのが、日本人学校、ローカルスクール、インターナショナルスクールの3種です。それぞれに利点があり、子供の適性のほか、家庭の方針や事情なども考慮した上で、いずれかの学校を選択していることでしょう。実はもう1つ、近年、日本人家庭から注目が集まっている候補先があります。それがローカルインターナショナルスクールです。しかし、上記3種の学校と比べて未だ認知度が低い同スクール。今回はその学校事情を探ります。

 

※下記画像クリックして拡大できます。

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日本国内の教育カリキュラムや日本語の能力を重視する場合は日本人学校、現地方式の学力を重視した教育を受けさせたい家庭はローカルスクール、海外の教育プログラムで国際色豊かな環境を希望するならインターナショナルスクールと、各学校に魅力があります。ここではローカルインターナショナルスクールの魅力として挙げられるポイントを紹介します。

 

シンガポールの伝統ある学校のグループ校で、国際的に認められている大学入学資格、国際バカロレア(IB)のディプロマを目指すことができる。
インターナショナルスクールは基本的に外国人向けの学校のため、シンガポール人生徒と関わる機会が少ないのに比べ、ローカルインターナショナルスクールの場合はシンガポール人生徒が半数おり、シンガポールとインターナショナルな環境の両方を経験することができる。また、地域に溶け込みやすい。
学費はローカルスクールより高いが、教会などを母体とし設立から1世紀以上の伝統校として経営への不安が少なく、通常のインターナショナルスクールより安価。
MOEで教育を受けたシンガポール人教師が多く所属し、学校に長く勤める場合が多く先生の入れ替わりが少ない。外国人とローカルの両方の先生から、国際色豊かで、かつ現地に根付いた学びを提供している。
現地のトップスクールの知名度を求めてアジア人留学生が多く学んでいる。単身で来る多くの留学生を受け入れるため、ACS Int’lとHCISは学生寮が併設されており、保護者の滞在終了後は学生ビザに切り替え、学生寮を利用し多くの留学生の友人と共に卒業までの単身滞在が可能。

なお、ACS Int’lとHCISでは留学生が多いこともあり、英語力が十分につけば一般のクラスへ編入することを前提とした、英語を母語としない生徒を集めたクラスを、一般のクラスとは別に提供しています。子供の将来に向けて、今後はローカルインターナショナルスクールへの入学も検討してみてはいかがでしょうか。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.302(2016年05月16日発行)」に掲載されたものです。(取材協力:Culture Connection Pte Ltd)

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