2014年6月16日
交渉の余地がある(交渉の余地がない)「(NON-)NEGOTIABLE」
negotiableは、ある物事について、話し合ったり、変更したりする可能性がある状態、つまり、交渉の余地がある、という意味です。
その反対はnon-negotiableで、交渉の余地がない、という意味になります。
- We are willing to do whatever it takes to reach an agreement. At this point, everything is negotiable – price, payment schedules, delivery dates – everything.
我々は何としてでも契約を取るつもりだ。この時点では価格から支払スケジュール、そして納期まで何もかも全てにおいて交渉の余地があるからね。 - (Job advertisement)
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ダイレクトマーケティング会社でのやりがいある仕事です。水準以上の給与+歩合制。経験者のみ歓迎。勤務開始日応相談。 - Here’s a list of our negotiable and non-negotiable demands. If you can’t agree to the latter, then there’s no point in us even sitting down at the bargaining table.
これが我々からの交渉可及び交渉不可の要望リストです。後者に合意してもらえないようであれば、私達が交渉の場につくことにすら意味はありません。
ついでに覚えよう!
THE BARGAINING TABLE
交渉の場
例文3.に出てきたthe bargaining tableもついでに覚えましょう。the bargaining tableという語句は、交渉に関する多くの表現に使われています。ここで言うtableとは、交渉が行われる場を意味します。例えば、”sit down at the bargaining table”は、交渉を開始する、”walk away from the bargaining table”は、合意に至る前に交渉をやめる、という意味になります。
- Her success as a negotiator is a result of the long hours she spends preparing before sitting down at the bargaining table.
(彼女が交渉人として成功したのは、交渉の場につく前の準備に費やした長い時間の結果です。
提供=ベルリッツ シンガポール
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.259(2014年06月16日発行)」に掲載されたものです。