2018年1月16日
商業施設&住宅の供給過剰、今年も続く見通し
【ペタリンジャヤ】 英系不動産仲介ナイト・フランク・マレーシアのサルクナン・スブラマニアム代表は、商業施設、住宅の供給過剰は今年も続くが、オフィス市況には明るさが見えるとの分析を示した。
サルクナン氏は、石油価格が上昇傾向にあるため石油・ガス関連業者からのオフィス需要が見込め、デジタル経済の拡大で同領域の業者の入居需要も期待できると述べた。コワーキングスペース、サービスオフィスの人気が高まっていることもプラスだという。
今月23日に不動産サミットが予定されており、サルクナン氏は首都圏のオフィス市況について発表する。
サビルズ(M)のアラン・スー副会長によると、昨年の小売り施設面積は6,200万平方フィート(576万平方メートル)で、国民1人当たり8フィートになるが、海外小売業者の新規参入で活気が予想されるという。
KGVプロパティー・コンサルタンツによると、ジョホール州では建設中のサービスアパートが今年と来年、完工の予定で、一段の供給過剰が予想される。
出典:エッジ