2018年1月16日
ゴム手袋のトップグローブ、買収を積極化
【シャアラム】 世界最大のゴム手袋メーカー、トップ・グローブのリム・ウィーチャイ会長は12日、第1四半期決算発表会見で、企業買収を積極的に行う意向を表明した。
トップ・グローブは昨年、2社を買収。今年は医療用手袋大手アスピオンの買収を4月までに終える予定で、ほかに2社の買収を計画している。来年は4社を買収する方針だ。
リム会長は、フォーチュン500に名を連ねる企業は毎年10-20社を買収していると指摘。「過去20年間でトップ・グローブが買収したのはわずか10社。不十分だ」と語った。負債が資本金と同額以上になった場合、社債を発行して資金を調達するという。
アスピオン買収でトップ・グローブの医療・手術用手袋市場での世界シェアは29%とトップになる。アスピオンはマレーシアに3工場を持ち、商品は120カ国で利用されている。
アスピオンの手袋生産能力は年46億枚で、来年末までに60億枚に増やす。
出典:ザ・サン、ベルナマ通信