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経済

2018年6月12日

シンガポール、ジャーボイス・ヒルの高級バンガロー、過去最高額で取引

高級一戸建て住宅(バンガロー)投資のジョージ・リム氏が開発した、ジャーボイス・ヒルのバンガローが4,120万Sドル(約34億円)で売れた。土地面積(1平方フィート)当たり2,729.52Sドル(約22万5,000円)で、グッド・クラス・バンガロー(GCB)のこれまでの過去最高(同2,350Sドル)を更新した。GCBは敷地面積が一定以上の土地に建設されるバンガロー。

 

ジャーボイス・ヒルのバンガローの敷地面積は1万5,094平方フィート(1,402平方メートル)で、リム氏は2012年に2,580万Sドル(約21億5,000万円)で購入した。土地権利は自由保有権。

 

建物は地下1階、地上2階で、照明、キッチン設備を含め建設に1,000万Sドル(約8億2,300万円)余りをかけた。プール、ホームシアター、ワインセラー、池があるが、なんといっても特徴は最大10台を収容できる駐車場。

 

購入者は、ワー・ルーン・エンジニアリング創業者アラン・チョン氏の娘のようだ。チョン氏は車好きで知られ複数台を所有している。建物の延べ床面積は1万2,000平方フィート。

 

販売を仲介したのはニュースマン・リアルティーで、内見に招待した5人のうち4人が購入を申し出、最高額を提示した買い手に売った。ジャーボイス・ヒルはオーチャードの南西に位置する。

 

リム氏はこれまで、ジャーボイスの住宅を含め13軒の土地付き住宅をGCB用地で建設した。豪州でも同様の事業を手掛けている。

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