2018年8月2日
マレーシア、買収・合併は堅調に推移=経営コンサルの米ベイン
【クアラルンプール】経営コンサルタントの米ベイン・アンド・カンパニーは、マレーシアにおける企業の買収・合併(M&A)は堅調だとの分析を示した。
M&A部門担当のスビル・バルマ氏によると、企業は新規株式公開(IPO)よりM&Aの方に関心があるという。
昨年のマレーシアにおけるM&Aは取引額で、東南アジアにおいてシンガポールに次ぐ規模だった。
東南アジアにおける昨年の非公開株取引は200億米ドルで、前年の80億米ドル(約8,950億円)を大幅に上回った。
フランセスコ・シガラ・マレーシア代表によると、外国人投資家は中国、インド以外の投資先を模索しており、インフラ需要が旺盛な東南アジアへの関心を強めているという。
出典;ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・サン