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シンガポール北部・北東部に建設するHDB住宅を売り出し、ポンゴルが人気

住宅開発庁(HDB)は北部イシュンと北東部ポンゴルに開発する住宅(HDBフラット)の募集を8月3日、開始した。午後5時の時点で、ポンゴル・ポイントの3室かそれ以上の大きさの住宅1,221戸に対し、4.6倍に当たる5,608件の申し込みがあった。

 

一方、イシュンのHDBフラットでは、4室のフラットに対する申し込みは60%、5室のフラットは90%で、3室のフラットのみ1.5倍と申し込みが供給戸数を上回った。

 

不動産仲介のERAリアルティーによると、ポンゴルが若い層に人気の団地であるのに対し、イシュンは古い町とのイメージが強く、これが人気の差になって表れた。

 

ポンゴル・ポイントの住宅は海(ジョホール海峡)に面しており、一部のフラットは海を見渡せるという立地も人気の理由だ。このため後々の値上がりも期待できるという。

 

ZACDグループのニコラス・マク専務は「申込者は、近い将来値上がりが見込める物件の方を好むようで、それだけの資力があると考えられる」とコメントした。

 

ポンゴル・ポイントはMRT新駅に近いが、イシュンのフラットはイシュンMRT駅から遠いことも申込数に影響したようだ。