2018年9月11日
仮想通貨ラビダコインの募集活動、マレーシア証券委が禁止
【クアラルンプール】 マレーシア証券委員会(SC)は9月5日、仮想通貨「ラビダ・コイン」に関与しているすべての業者に、売り込み・募集活動の即時停止を命じた。
ラビダ・コインは「化粧品、美の女王」と呼称されるハスミダ・オスマン氏(女性、通称ダトゥク・セリ・ビダ)の考案で、SCは8月27日、証券業法違反の疑いがあるとして調査していることを明らかにしていた。
ラビダ・コインに関する文書によると、コインは開発資金を調達するための手段として投資家に提供されるという。
調査を受け中央銀行バンク・ネガラは、ラビダ・コインを運営するVIプロフィット・ギャラクシー、DSVクリプト・クラブ、ラックス・ギャラクシーの3社を監視リストに掲載。SCも9月5日、3社を監視リストに掲載した。
出典;ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター