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経済

2018年9月12日

マレーシア造船最大手ナムチョン、船舶賃貸に活路

【シンガポール】オフショア支援船建造でマレーシア最大のナム・チョン(本社・シンガポール)は、原油価格の急落による油田開発活動の低迷で大きな打撃を受けたが、持ち船の賃貸に活路を見出しており、また株主割り当てで資本を強化する。

 

ティオン・スーコウ会長が株主に宛てた書簡によると、船舶賃貸部門の上半期の収入は前年同期より35%増加した。

 

オフショア支援船とは、海上の石油プラットフォームへ補給を行うプラットフォーム補給船や、アンカーハンドリング・タグ・サプライ船。ナム・チョンは5億5,750万リンギ(約149億円)に上る取引債務を抱えていたが、返済繰り延べで合意している。

 

株主割り当てではすべての株主が応じた場合、株主資本は8,800万リンギ(約23億6,000万円)になる。ティオン氏は主要株主として割り当てに応じる。

 

原油価格が上昇しているため、支援船ビジネスは販売、賃貸とも改善が見込めるという。

 

出典;ザ・スター、ベルナマ通信

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