2018年9月12日
ブキゴンバに公園増設、都市の中の「オアシス」に一役=シンガポール国立公園管理局
シンガポール国立公園管理局は本島中央部の西寄りに位置するブキゴンバに、新たな公園「ブキゴンバ・パーク」を整備することを決めた。敷地面積は4.8ヘクタール(4万8,000平方メートル)で、サッカー場7つ分の大きさ。ブキバト・ウエスト・アベニュー5沿いで、今年末に着工し、来年末に完成の予定だ。
社会の急速な高齢化を考慮し、若者と高齢者の交流に役立ち、また高齢者が家族や友人と活動を楽しめるような設計にする。カフェ、屋外フィットネス、ドッグラン、丘を利用したトレッキングコースなどを整備する。
ブキゴンバはレクリエーションが楽しめる緑あふれる地域で、新公園から1.6キロ離れた所には、水墨画のような景観のリトル・グイリン(桂林)が、また3.1キロ先にはブキバト・ネーチャーパークがあり、3公園の間には連絡路が整備される。
ロー・エンリン南西地区市長は「レクリエーションの場所が多くなることで、緑あふれるオアシスとの町の地位が強化され、自然愛好家のスポットになる」とコメントした。
公園管理局は住民の意見も取り入れながらロー市長と協議の上、設計内容を決める。住民の園芸への関心は高いため、園芸ゾーンおよび苗木育成場を整備する。