2018年9月19日
GEが航空機エンジン保守でマレーシアに追加投資、ITサービスデスクも
【クアラルンプール】米国を代表するコングロマリット、ゼネラル・エレクトリック(GE)は航空機エンジン保守のGEエンジン・サービシズ・マレーシア(GEESM)に8,000万米ドル(約89億7,000万円)の追加投資を行う。またクアラルンプールにあるマレーシア本社内にIT(情報技術)サービスデスクを開設した。
GEESMはマレーシア・アビエーション・グループ子会社から長期にわたり作業場を賃貸する契約を交わした。最新型エンジンLEAPの保守能力を高めるための投資だ。
LEAPはGEとサフラン・エアクラフト・エンジンの合弁会社が開発したエンジンで、エアバス320ネオ、ボーイングの737マックス、コマック(中国商用飛機)のC919など狭胴型航空機に搭載されている。
ITハブでは1日24時間体制で職員130人がGEユーザーの問い合わせに、英語または中国語で対応する。この種のハブは世界でほかに2カ所しかない。
出典;ニュー・ストレーツ・タイムズ、ベルナマ通信