シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPシンガポール、国有地売却入札は3区画、1つはニュートン近くの住宅...

経済

2018年11月1日

シンガポール、国有地売却入札は3区画、1つはニュートン近くの住宅用地

国有地売却計画が発表された。放出される土地は3区画で、2区画は入札実施が確定しているが、マリーナ・ベイの1区画は最低応札価格かそれ以上での購入の意思を示した業者が出れば入札を実施する。3区画合計で2,000戸の住宅建設が可能だ。

 

政府は7月に住宅購入規制を強化しており、9月の国有地入札では応募は低調だった。今回、確定リストで放出されるのはニュートンMRT駅に近いカンポン・ジャバの住宅用地と東部タンピネス・アベニューのエグゼクティブ・コンドミニアム(EC)用地。

 

都市再開発庁(URA)が、中心街以外の地域に建設する集合住宅に対する最少床面積規制を85平方メートルに改定して以後、初の民間住宅用地の放出だ。業界関係者はカンポン・ジャバの土地に対する応募状況で、高級住宅に対する不動産デベロッパーの開発意欲を推測することができるとしている。

 

タンピネス・アベニューの土地には多数のデベロッパーが応募する見通しだ。面積は約2万5,000平方メートルで、最多695戸のECが建設できる。ECは初めて住宅を購入する国民に人気がある。公営住宅からの住み替え需要も見込める。

 

マリーナ・ビューの土地はホテルと住宅の複合開発用地で、540室のホテルと最多905戸の住宅が建設可能。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPシンガポール、国有地売却入札は3区画、1つはニュートン近くの住宅...