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経済

2018年12月17日

シンガポール、ダック・アンド・ヒッポ創業者、ショップハウスを買いあさり

バス観光ツアーのダック・アンド・ヒッポ創業者のジェームズ・ヘン氏が、保存指定のショップハウス(1階が商業施設、2階から上が住居)を買いあさっている。キョン・サイク・ロードの物件を1,400万Sドル(約11億5,000万円)、床面積(1平方フィート)当たり4,300Sドル(約35万3,800円)で最近購入した。9月にもブーン・タット・ストリート21のショップハウスを床面積当たり4,529Sドルという過去最高値で購入した。

 

これを含めヘン氏は昨年から今年にかけ6つのショップハウスを買った。ショップハウスは供給が限られているため、富裕層の投資意欲は高い。

 

不動産仲介業者によると、住宅購入に対し付加印紙税(ABSD)が7月に課せられて後、富裕層によるショップハウス投資が増加している。

 

住宅取引の印紙税は4%だが、外国人購入者は別に20%の税率でABSDFを納める必要があり、法人が購入する場合の25%税率は25%。対照的に、商業地にあるショップハウスを購入した際の印紙税率は3%。

 

ジェームズ・ヘン氏はダック・アンド・ヒッポを英系ビッグ・バス・ツアーに売却しており、手持ち資金が豊富だ。

 

ジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)によると、1~11月のショップハウス売買額は約14億Sドル(約1,152億円)で、過去最高(2012年の13億8,500万Sドル)を既に超えた。

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