2018年12月18日
マレーシア、キャメロンハイランドで選挙やり直し決定、当選者が票買収
【クアラルンプール】 選挙委員会はパハン州の高原リゾート、キャメロンハイランドの選挙区で改めて国政選挙を行うと発表した。5月9日実施の総選挙での同選挙区の無効が確定したためだ。
5月の選挙では、インド系住民の政党であるマレーシア・インド人会議(MIC)のシバラージュ候補が1万307票で当選したが、選挙委員会は票の買収があったと判断。選挙無効の決定を下し、それに対し不服申し立てがなかったため、選挙のやり直しを決定した。
議席が空席になったと選挙委員会が判断した12月15日から60日以内に再度選挙を実施する。次点は民主行動党(DAP)候補の9,710票。
シバラージュ氏は買収行為を否定している。やり直し選挙でMICは、同氏を候補として考慮している。
出典:マレーシアキニ、フリー・マレーシア・トゥデー、マレー・メイル