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経済

2019年1月9日

企業の代金支払い状況、昨年第4四半期は悪化

昨年第4四半期の国内企業の代金支払い状況は悪化したことが、信用調査機関シンガポール・コマーシャル・クレジット・ビューローの四半期調査で分かった。悪化は3四半期連続。

 

代金の90%以上が期限以内に支払われた「即時払い」の割合は43.83%で、前期より4.48ポイント悪化した。期限内に支払われた金額が代金の50%以下の「支払い遅延」は38.02%で、0.92ポイント改善した。期限内に代金の50~90%が支払われた「一部支払い」は18.15%で、5.41ポイント悪化した。前年同期との比較では3つとも悪化した。

 

部門別の前期との比較で、製造、卸売り企業では支払い状況がわずかながら悪化した。建設、サービス、小売業は改善した。
 

投資銀行メイバンク・キム・エンのエコノミスト、チュア氏は、製造、貿易関連業は米中貿易摩擦の影響を受けているとコメントした。

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