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国際

2019年1月30日

公共セクターのクリーン度、3位に浮上

ドイツのトランスペアレンシー・インターナショナル(TI)は1月29日、今年度の腐敗認識指数を発表した。公共セクターにおける汚職度を国・地域別に調査したもので、シンガポールは清潔度で3位と、昨年より3つランクを上げた。

 

最もクリーンだったのはデンマークで指数は88。2位はニュージーランドの87。フィンランド、スウェーデン、スイスはシンガポールと同じ85で、3位タイ。以下は、ノルウェー、オランダ、カナダ、ルクセンブルク。

 

TIは1995年から汚職に関する調査を行っている。今回は180カ国・地域が対象。得点は0~100で、点数が多いほどクリーン度が高い。

 

12年以降、クリーン度が顕著に改善したのはエストニア、アイボリーコーストなど20カ国のみ。豪州、チリはクリーン度が低下した。米国は71で、11年以来、初めて20位以下に後退した。

 

シンガポール汚職調査局によれば、公共セクターの汚職は極めて少なく、この3年間、汚職容疑で起訴された職員は平均8人。

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