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成功の鍵は日本の「恥を知る心」、若者向け行事で首相

 
 マハティール・モハマド首相は3月17日、連邦直轄地省主催の若者向け行事の開会式で、日本人が持つ崇高な価値観が日本を世界第3位の経済大国した成功の鍵で、特に責任を果たせなかったことを恥と思う心が美徳だと述べ、こうした徳を見習うよう呼び掛けた。
 
 マハティール氏は「われわれには成功の手本が必要だ。信頼を裏切らないとの恥の心が日本人を勤勉にした。われわれが成功するために手本となる徳だ」と述べた。
 
 そうした徳をマレーシア国民が手本とするとするよう、ルックイースト(東方)政策を改めて導入したという。政府が目標とする2025年の先進国入りでは、日本の美徳を身に付けた若者が重要な役割を果たすと述べた。