2019年4月4日
公共輸送機関での「親切運動」年間、ドビー・ゴートで開始式
公共輸送機関を利用する際、助けを必要としている乗客への親切行為を呼び掛ける「親切キャンペーン」の開始式が3日、MRT(地下鉄・高架鉄道)ドビー・ゴート駅で行われた。
陸運庁(LTA)は2009年のこの運動を開始。思慮ある行動を乗客に要請するもので、席を譲る、車内の奥に進み後から乗る客が入れるスペースを作る、秩序をもって並ぶ、などを呼び掛けている。
式典でベイ・ヤムケン運輸担当上級政務次官は「最も重要なのは乗車体験だ。席を必要とする乗客に席を譲る親切な人の存在は、乗車を楽しいものにしてくれる」と語った。
年間を通じたキャンペーンで、LTAはバス停、MRT駅などに啓発ポスターを掲示し、利用者に思いやりのある行動を呼び掛ける。