2019年4月15日
Q1の経済成長率1.3%、10年ぶり低水準
貿易産業省は4月12日、2019年第1四半期の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年同期比で1.3%増だったと発表した。成長率は前四半期の1.9%を下回り、4四半期連続で減速。09年第3四半期以降で最低の水準となった。
部門別では製造業がマイナス1.9%と、3年ぶりの落ち込み。精密エンジニアリングや電子関連の不振が響いた。一方、サービス業は前四半期を0.3ポイント上回る2.1%。情報通信業などが寄与した。また、建設業は1.4%と、11四半期ぶりのプラスに転換。民間事業が好調だった。
同省は19年通期のGDP成長率を、前年比1.5〜3.5%と予測している。
(提供:亜州ビジネスASEAN)