2019年4月16日
Q1のベンツ販売、12%減の2944台
メルセデス・ベンツ・マレーシアは、2019年第1四半期の販売台数が前年同期比11.7%減の2944台だったと発表した。スポーツ多目的車(SUV)の販売がやや伸びたものの、コンパクトカーやセダンが2けた減少したことが響いた。前四半期の2934台からは0.3%増加した。市場シェアは2.4%で、高級車セグメントではトップシェアを維持したとしている。
販売台数の内訳をクラス別にみると、コンパクトカー(Aクラス)は427台で前年同期から28%減少。高級セダン(C、E、Sクラス)は1714台で、13%減少した。一方でSUVは695台で3%増えた。「GTロードスター」など同社が“ドリームカー”と呼ぶ車種は108台で、15%減少した。
同社は、マレーシア市場が「厳しい状況」にあるとしているが、新型の投入などで高級車部門のシェアトップを維持できたと説明。年明けに、Eクラスの「E200・アバンギャルド・スポーツ」や「E350AMGライン」、新世代SUV「GLC300クーペ」など5モデルを投入している。
(提供:亜州ビジネスASEAN)