2019年4月16日
DRBハイコム、自動車生産受託で2社と交渉
DRBハイコムの子会社ハイコム・オートモーティブは、自動車の組立生産受託に向けて海外メーカー2社と交渉を進めている。サイド・ファイサル最高経営責任者(CEO)が11日の記者会見で明らかにしたもので、交渉先の社名は明らかにしていないが、アウディではないとしている。ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。
ハイコム・オートモーティブはメルセデス・ベンツがドイツ国外で初めてSクラスの組立生産を委託した企業で、現在はSクラスのほか、E、GLC、Cクラスの組み立ても手がける。またフォルクスワーゲンの「ティグアン」や「パサート」「ヴェント」「ジェッタ」「ポロ・ハッチバック」の組立生産も手がけている。
DRBハイコムはほかにも、子会社を通していすゞや三菱自動車、ジープ、タタの販売も手がける。また傘下の国産車メーカーであるプロトンは吉利汽車集団と資本提携しており、昨年12月には吉利車をベースにしたスポーツ多目的車(SUV)「X70」を発売している。
(提供:亜州ビジネスASEAN)